DigiTimesは中国語のコマーシャル・タイムス及びエコノミック・デイリー・ニュースからの情報として、任天堂がマスクROMの製造委託先として利用しているマクロニクス・インターナションナルが、今年の出荷のうち少なくとも35%がWii向けの製品になるという見解を示したと伝えています。
同社社長のMiin Wu氏は任天堂から注文を受けたことを確認しましたが、具体的な出荷スケジュールなどについては言及を避けました。
また、マクロニクスではマスクROMやNORフラッシュの需要が好調なのを受けて、製造拡大の為のOEMパートナーを積極的に探しているとのことです。
マスクROMはニンテンドーDSのゲームカードなどに利用されているメディアで、書き換えが出来ない反面、製造コストが安いメディアです。Wiiでは基本システムや何らかの内臓ソフトがあれば、それを書き込んでおく為に利用されるのではないかと推測されます。Wiiには書き換えの効く512MBのフラッシュROMも搭載されます。
《土本学》
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