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【インタビュー】 秋山仁 教授監修 全脳JINJIN

アスクはニンテンドーDSで『秋山仁 教授監修 全脳JINJIN』を9月1日にリリースしました。推理力・直観力・分析力・持久力・観察力の5つのセンスを磨いていくことができるソフトですが、アスクはこれまでもPC向けに多数の「エデュテイメント」を開発してきて、今後が期待できるメーカーです。ということでNintendo INSIDEでは、アスクの法人営業事業部の山崎慎二様にお話を聞いてみました。

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アスクはニンテンドーDSで『秋山仁 教授監修 全脳JINJIN』を9月1日にリリースしました。推理力・直観力・分析力・持久力・観察力の5つのセンスを磨いていくことができるソフトですが、アスクはこれまでもPC向けに多数の「エデュテイメント」を開発してきて、今後が期待できるメーカーです。ということでNintendo INSIDEでは、アスクの法人営業事業部の山崎慎二様にお話を聞いてみました。

―――ゲームユーザーには聞き慣れない会社だと思います。アスクという会社について簡単に説明してもらえますか?

株式会社アスクは、企業テーマとして『新しい文化の創造』を掲げております。このコンセプトのもと、「教育」「知育」「エンターテイメント」など幅広いジャンルに対して、それぞれ最適なメディアでコンテンツを制作・販売している、総合出版社でございます。

最近では、楽しみながら教育効果を上げる、学習への身近なきっかけを提供する、「エデュテイメント」の分野で様々な展開を始めております。「教育」と「エンターテイメント」の融合として、今まで積み重ねてきたノウハウを活用して効果的で、実用性のあるコンテンツ制作が弊社の特徴です。

―――今回、ニンテンドーDS向けにソフトを開発することになったきっかけには、どんなことがあったのですか?

第一には、上記でも触れましたように、『新しい文化の創造』と「エデュテイメント」のキーワードが核となって開始したプロジェクトといえます。特に最近のDSソフトを拝見すると、“コンテンツ”(計算や英語、料理のレシピ)を上手くゲーム化したものがユーザーの共感を得ていると感じました。この流れは、コンテンツ制作において弊社の向かう方向と合致する分が多いことも大きな要因でした。

また、以前より弊社が展開しているコンテンツに「脳を鍛えるシリーズ」がございます。これらのシリーズは「速読力や記憶力、暗記力」などをトレーニングする実用ソフトで、今までは主にPCソフトとして出版してまいりました。ここで蓄積したトレーニングソフトに対する制作ノウハウやメソッドを、ゲーム化し「より親しみやすい形で出版する」という観点からDSソフト制作へ着手しました。

―――それでは今回発売された『全脳JINJIN』のイチオシアピールポイントはどんな部分ですか?

『パズルやクイズを通して「考える力」を磨く』これがソフトのコンセプトです。直感的な判断や、瞬発的な思考で問題を解いていくトレーニングとはちょっと違って、問題に対して「理路整然と」「筋道をたてて」考えてみることに主眼が置かれています。ですので、出題される問題はユニークで歯ごたえのあるものばかりです。問題はレベル別に用意されていますので、お子さんと一緒に遊んだりすることもオススメしたいと思います。時には大人でも考え込んでしまう、難問も出題されるかもしれません。是非、チャレンジして「考える力」を磨いて欲しいと思います。

―――秋山仁氏監修ということですか、具体的にどのような形で関わったのでしょうか?何か面白エピソードなどあれば聞かせてください。

今回、秋山先生には全体の監修をしていただきました。具体的には、開発段階での要所のチェック(問題のバランスや、難度調整)をしていただきました。また、数学の定理や法則を使った「名作パズル」のご提供、ご選別にご協力いただきました。これは、ゲーム内で「コレクション」としてプレゼントされます。是非、挑戦していただきたいところです。

また今回、先生からご監修いただいて良かったところとしては、ゲームのアプローチ(コンセプト)に対してのアドバイスを沢山いただけたことです。『「考える力」、特に「論理的思考」は様々な遊びからでも養うことができる。昔はそれが、将棋や囲碁だったりした。今ではゲームからでも養うことができる』『考えることを好きになり、いつも自分で考える習慣をつけることが大切』というお言葉が前述の「全脳JINJINのイチオシポイント」に色濃く反映されています。

―――目標本数はどのくらいですか?

100,000本超えを目標としております。ソフトの性質上すぐに到達とは、考えませんが累計目標としては10万以上と考えております。

―――次回作の予定があれば聞かせてください

「全脳シリーズ」として今回の続編も考えておりますし、「エデュテイメント」の観点から、アスクオリジナルのアプローチも、もっとできるのではないかと考えております。ユーザーの皆さんに共感していただける価値あるDSソフトを作っていきたいと思います。

―――どうもありがとうございました
《土本学》
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