任天堂は23日の取締役会で、銀行等保有株式取得機構が保有している任天堂株式198万7400株を一般に売り出すことを決議したと発表しました。これは発行済み株式の約1.4パーセントで、23日終値で計算すると約672億円となります。WiiやDSのヒットで注目が集まっている事から個人投資家の保有を促すとのこと。引受証券会社は、野村證券、日興シティグループ証券、新光証券、三菱UFJ証券、大和証券SMBC。申込期間は売出価格決定日の翌営業日から2営業日後までとなります。価格は3月5日〜8日の終値の0.9〜1を乗じた価格と需給バランスを考慮して決定されるとのこと。銀行等保有株式取得機構は平成14年に緊急経済対策に基づいて銀行の保有する事業会社の株式の買取及び保有の為に設立された機構です。