THQが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によれば、THQは任天堂オブアメリカとの間で、任天堂のIP(知的財産)をWiiで利用するライセンス契約を締結したということです。文面によればTHQは任天堂の特定のIPを用いてWii向けにゲームを開発したり、製造、宣伝、販売する権利を得ます。期間は2009年10月13日までで、対象地域は西半球とされています。また任天堂は、当該の製品についてゲーム内容、パッケージ、印刷物、同梱物、全ての販促物について事前に承認を与える権利を持つとされています。本件についてTHQの代表者は「THQでは、全てのプラットフォームホルダーとの間で、ゲームを開発するためのライセンスを締結し、更新しています。本件も通常の更新であり、何か新しい合意があったわけではありません」とNext Generationに対してコメントしています。マリオや任天堂キャラがTHQの作品に登場する、というような事があれば面白いですし、既にEAやセガなど実績も多数ありますが、通常のライセンスの延長という線が強そうな感じがします。また何か動きがあればお伝えします。
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