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メディア芸術祭のエンタメ部門大賞に『Wii Sports』

文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)は、本年度の受賞作品を発表しました。今回はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、世界43の国と地域から2091作品(昨年は1808作品)から選ばれました。

任天堂 Wii
文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)は、本年度の受賞作品を発表しました。今回はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、世界43の国と地域から2091作品(昨年は1808作品)から選ばれました。

ゲームを含むエンターテインメント部門では『Wii Sports』が大賞に選ばれました。「野球、テニス、ボクシングなどよく知られているスポーツを題材にしたゲーム作品。各スポーツの動き、楽しめるポイントを描き出し、Wiiリモコンによる直感的な操作を実現している。国籍、年齢を問わず、地球規模で広まったWiiを代表する作品といえる」と評価しています。開発チーム代表: 大田敬三氏。

優秀賞では、ゲームとして『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS』と『モンスターハンターポータブル 2nd』の2作品と、ショートムービーの「気づいていますか。」、ウェブの「DAYDREAM」、絵本の「匂いをかがれるかぐや姫〜日本昔話Remix〜」が選ばれています。

アート部門では原爆ドームの90年間の歴史を綴った映像作品「nijuman no borei」、アニメーション部門では河童と少年の一夏の出来事を描いた劇場作品「河童のクゥと夏休み」、マンガ部門では刑務官が死刑囚たちと向い合い葛藤する姿を描いた「モリのアサガオ」がそれぞれ大賞を受賞しています。

今後、国立新美術館にて2008年2月6日(水)〜2月17日(日)の期間で受賞作品展が開催されるほか、受賞者によるシンポジウムなどが予定されています。
《土本学》
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