英紙ガーディアンにて、現在はエレクトロニック・アーツでEAスポーツブランドを統括するピーター・ムーア氏が昔を振り返っています。セガオブアメリカで辣腕をふるい、その後マイクロソフトでXbox事業を推進し、現在はEAのムーア氏、インタビューではセガ時代やマイクロソフト時代で興味深い話を広げています。マイクロソフトがXboxに参入する頃に噂に上った、マイクロソフトによる任天堂の買収についても触れられています。「(CEOの)バルマーは私がどうやってマイクロソフトを勝利に導くか――ソニーに対抗し、任天堂といかにして競争、もしくは買収するかどうか知りたがっていました。その頃は最初のマシンについてや、どうやって買収するかよく話してました。でも次のマシン、Xbox360を考える頃には、視野にはソニーしかなく、任天堂は話題に上りませんでした」マイクロソフトによる任天堂買収は報道に上がったこともあります。「バルマーはコンシューマーエンターテイメントの世界でマイクロソフトが果たすべき大きな役割を描いていました。Xboxはその重要な一つでした。実のところソニーは余り気にしてなく、ソフトウェアやサービスの面で彼らをリビングルームから追い出そうとしていました。そして私は2003年2月1日からマイクロソフトで働くことになります」