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ゲームボーイ生誕20周年記念 歴史編

1989年4月21日にゲームボーイが発売され、今日で20年目を迎えます。そこでゲームボーイの発売経歴などを振り返ってみようと思います。

任天堂 GBA
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1989年4月21日にゲームボーイが発売され、今日で20年目を迎えます。そこでゲームボーイの発売経歴などを振り返ってみようと思います。

初代ゲームボーイゲームボーイはここから始まりました


■1989年4月21日 ゲームボーイ発売
ゲームボーイの歴史はここから始まりました。単三アルカリ電池4本で約35時間プレイ出来るというバッテリーの持ち時間はシリーズで一番です。『スーパーマリオランド』や『テトリス』が人気でした。1994年6月6日に、本体値下げに合わせてヘッドホンが別売りになりました。



耐久面では湾岸戦争の際に爆撃に耐える位強固な頑丈さを持つゲームボーイ。これはニューヨークにある「Nintendo World Store」に展示されていて、実際に動いている様子を見ることが出来ます。ニューヨークに行かれる際には是非立ち寄ってみてください。行けない人はこちらの動画をご覧下さい。

イヤホンが別売&新色登場


■1994年11月21日 ゲームボーイブロス発売
ゲームボーイの弟分として6色のゲームボーイが登場。ゲームボーイで始めてスケルトンデザインが登場しました。基盤が見えるデザインがかっこいいです。発売から5年以上経っていた1995年末、1996年の年末以降の新作ソフトは『風来のシレンGB -月影村の怪物-』などたった数本しかなかった中、1995年12月21日に発売する予定だった『ポケットモンスター赤』『ポケットモンスター緑』が1996年2月27日に発売され、2種類のバージョンでの発売や通信交換や対戦できる面白さが口コミなどでじわじわ広がりブームになりました。こうして再びゲームボーイに活気が戻り、新作ソフトが再び多く開発されるようになり、ゲームボーイポケットとバトンタッチをします。

薄く小さくなったゲームボーイ画面も見やすくなりました


■1996年7月21日 ゲームボーイポケット発売
ゲームボーイが小さくなって登場。電池が単四電池2本になり、バッテリーの持ち時間は減りましたが画面の見やすさが向上。ゲームボーイの新作ソフトもこの頃から再び活気が出てきました。唯一の不満点は製造コストを抑えるためにパワーランプが削除されてしまったこと。パワーランプ無しでは電池切れの把握が出来ず、ゲーム中に突然の電池切れと言う事もしばしばありました。この問題は後期モデルで再びパワーランプが搭載されます。そういう意味ではパワーランプ無しの方はちょっと貴重かもしれません。

バックライト搭載で単三電池採用日本以外では未発売


■1998年4月14日 ゲームボーイライト発売
ゴールドとシルバーの2色が発売されました。ただし、日本以外では発売されていません。ポケモンセンターでは映画公開記念としてオリジナルデザインの本体が始めて発売されました。ピカチュウのほっぺがパワーランプなのが可愛らしいです。

ゲームボーイが初めてカラーに!発売当時は品薄が続きました


■1998年10月21日 ゲームボーイカラー発売
誰もがカラーで遊びたいと思ったゲームボーイにがカラーになって登場。32000色中56色同時発色可能で、赤外線通信機能標準搭載、ストラップホールが初搭載されるなど、これまでのゲームボーイから進化しました。2000年3月1日からは全国のローソンでニンテンドウパワーでゲームボーイ書き換えサービスが開始しました。『スーパーマリオブラザーズ デラックス』や『バルーンファイトGB』など、書き換え専用タイトルもいくつか登場しています。

他には「モバイルアダプタGB」を使った「モバイルシステムGB」のサービスが行われ、『ポケットモンスター クリスタルバージョン』や『モバイルゴルフ』など、ネットワークを活用したダウンロードコンテンツでゲームをより楽しく遊ぶ事が出来るソフトがいくつかありました。が、通信費が高いのと携帯電話が無いと使えないので、敷居が高くてサービスは1年足らずで終了していましました。

32bitCPUを搭載、下位互換もOKゲームボーイにLRボタンが初登場


■2001年3月21日 ゲームボーイアドバンス発売
32bitのCPUを搭載。スーパーファミコンと同等レベルのゲームが手のひらサイズで遊べるようになりました。移植するゲームも結構ありましたが、ボタン数の関係などの制約で操作面までは完全再現は難しい場合もありました。また、これまで発売されてきたゲームボーイシリーズのソフトも遊べるのが嬉しいところ。ゲームボーイカラーソフトの一部でアドバンスで遊ぶとちょっとした違いがあったり、操作方法が変わるなどといったソフトもいくつかありました。

フロントライト搭載で明るくプレイ可能そして初の折りたたみ式を採用


■2001年2月14日 ゲームボーイアドバンスSP発売
ゲームボーイアドバンスにフロントライトを搭載し、ゲームボーイシリーズ初の折りたたみ式を採用、これで画面が傷つく事が減りました。それまで本体上に入れていたカートリッジスロットの場所が下部に移動しました。ファミコン生誕20周年を祝ってファミコンバージョンがキャンペーンの景品でプレゼントされました。
※海外ではバックライトを搭載したゲームボーイアドバンスSPが発売。日本では未発売。

ゲームボーイアドバンスSPの発売に伴い、『ゲームボーイミュージック』がゲームボーイアドバンスのボタン配置などの問題を理由に発売中止になってしまいました。任天堂マガジン2001年6月号には開発中のものを体験したレポートやインタビューが掲載されています。
『ゲームボーイミュージック』体験レポート
『ゲームボーイミュージック』開発スタッフインタビュー
現在DSで発売されている『大合奏!バンドブラザーズ』は、こういった経歴から出来上がってきたソフトなのです。

ゲームボーイアドバンス最終進化版スーパーマリオ生誕20周年と同時発売


■2004年9月13日 ゲームボーイミクロ発売
スーパーマリオ20周年と合わせて発売され、ファミコンと同じデザインのファミコンバージョンが人気でした。バックライト搭載でゲームボーイアドバンスより明るく綺麗にプレイする事が可能になりました。

一方、当初の予定ではフェイスプレートが市販されて自由に交換出来る予定がお蔵入りになり(景品などでのみ登場)、ゲームボーイシリーズのソフト互換無く、これまでのゲームボーイシリーズとゲームボーイアドバンスの周辺機器が使えない、GBAケーブルが接続出来ないなどといった不満要素があり、値段もニンテンドーDSと殆ど変わらないことで賛否両論でした。

ざっと振り返ってみたゲームボーイ20年いかがだったでしょうか。今ではカラフルなゲームを明るい画面でプレイするのは当たり前の時代ですが、当時を振り返ってみて久しぶりにゲームボーイ実機で遊んでみるのもいいかもしれませんね。

つづく。
《》
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