まずプラットフォーム戦略では (1)大型タイトルのマルチプラットフォーム展開 (2)普及の圧倒的なWiiへの主力シリーズの投入 の2つを挙げています。(1)に関しては独自開発の「MTフレームワーク」により、大型のタイトルはPS3/Xbox360等の次世代機のマルチプラットフォームを前提とし、ハード普及率の地域差に関わらず最大多数のユーザーにリーチするとしています。(2)に関しては、『モンスターハンター3(トライ)』や『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』を含め9タイトルを投入するとしています。一方で携帯ゲーム機にも人気シリーズを展開していくのことです。
カプコンは中期的な計画として海外売上比率65%を目指すとしていて、『ロストプラネット2』『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』のような海外での評価の高いシリーズの投入や、『Dark Void』『Spyborgs』のような海外スタジオとの連携、『バイオニックコマンドー』『Marvel vs. Capcom 2』のように海外での人気タイトルの再活性化を挙げています。加えて、前期に立ち上げたフランスのように現地法人の強化を図るとしています。
2009年度の主要タイトルの販売予測は以下のようになっています。
主要タイトル販売計画
・ロストプラネット2(Xbox360ほか) 全世界 今期 270万本
・モンスターハンター3(Wii) 日本 2009年夏/北米欧州 今期 200万本
・Dark Void(PS3/Xbox360/PC) 北米欧州 2Q 200万本
・モンスターハンターポータブル2nd G 北米欧州 今期 90万本 ※海外展開
・バイオハザード5(PS3/Xbox360) 発売中 80万本 ※リピート
編集部おすすめの記事
特集
カプコン
-
『モンハン』夫婦で並べて飾りたい!「炎妃龍 ナナ・テスカトリ」が立体化ー美しい青の体色を繊細なタッチで再現、単体でも見応え十分
「カプコンフィギュアビルダー クリエイターズモデル 炎妃龍 …
-
この表情は珍しい?『スト6』キャミィがにこやかに「ユーニとの電話」を楽しむ姿で立体化ーしなやかなボディラインにも注目
-
“新作『バイオ』開発中”との情報も!オート射撃など新機能を追加したAppleデバイス版『バイオハザード7 レジデント イービル』発売にあわせ新情報【CAPCOM NEXT Summer 2024速報】
-
カプコン新作『祇:Path of the Goddess』の醍醐味は、「みんなで危機を乗り越える一体感」―開発者が語る“アクション×ストラテジー”への挑戦