『グーの惑星』(『World of Goo』)は謎のネバネバで構造物を組み立てる、物理演算を活かしたパズルゲーム。ユニークなルールで高評価となり、任天堂の決算説明会では岩田社長が動画を使って解説。ついに日本での配信に漕ぎつけました。
Carmel氏は海外ゲームサイトGamasutraに対し「パブリッシャーは愚かではない。彼らはDRMでは不正コピーに対抗できないことを知っている。彼らがやろうとしているのは、人々が本来50$するゲームを35$で買えるGamestop(註:中古ソフトも取り扱う米国最大手のゲームショップ)へ行くのを防ごうということ。それは何もパブリッシャーの懐に入らないからだ」と発言。
「DRMがインストール回数を制限するのみのものならば、ゲームが中古ゲームショップへ売られる回数を最小限にできる」と一定の効能を認めつつも、「DRMは我々の時間とお金を浪費させるものだ」とDRMを否定。
「ゲームにDRMを施す時間がかかるし、DRM業者にお金を支払わなければならない。そればかりでなく、DRMが破られたソフトを持つ人の方が、正規のバージョンを持つ人よりも良いゲーム体験ができる」とDRMにまつわる認証などの手間の問題を指摘します。
Carmel氏は『グーの惑星』のPC版で不正コピー率が90%を越えた時の経験について、「人々は『グーの惑星』をどれだけ評価しているか我々に書いてよこした。ゲームを買うつもりがなかった人々も、我々をサポートするために買ってくれた。そこにはDRMを使わないことに関する善意の要素が存在した」とコメントしています。
「我々が不正コピーのために失ったのは極めて少ない顧客であると確信している。ゲームを不正コピーしようとしている人はいずれにしろそれを買わなかった人々である」とDRMが売上を増やすわけではないとする考えを明らかにしました。
Gamasutraによれば、Carmel氏は今後もDRMを施すつもりがないとのこと。
先日発売された対戦系RTS(リアルタイムストラテジー)『Demigod』では、約1万8000本の販売本数に対し10万近いアクセスが集中してサーバーがダウンするなど、不正コピーユーザーによる悪影響が出たばかり。
一方で『SPORE』のDRMが厳しすぎるとしてメーカーが集団訴訟されるといった例もあり、DRMにまつわる問題が解決するにはもう少し時間が必要なようです。
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