3日間の会期の中で、ゲーム業界を揺るがす様々な出来事があった今年のE3。昨年までの低調傾向を打破し、それなりに盛り上がったのではないかと思われますが、1UP.comは「E3のビッグな発表ベスト10」と題する記事を発表しています。 「マイクロソフトがProject Natalを明かす」 「ソニーもモーションコントロールを発表」 「任天堂がWii Vitality Sensorを発表」 「ソニーがついにPSP GOを確認」 「小島秀夫が『メタルギア』でトリプルストライク」 「小島秀夫が『悪魔城ドラキュラ』の再定義を支援」 「『Metroid: Other M』のためにTeamNINJAと任天堂がパートナーに」 「スクウェア・エニックスが『ファイナルファンタジー XIV』を発表」 「任天堂が2つの新しい『マリオ』をアナウンス」 「宮本茂が新たな『ゼルダの伝説』でじらす」 様々なサプライズがあったE3ですが、皆さんのトップ10と比べてみてどうでしょうか。印象的なコメントを見ていきましょう。 「マイクロソフトがProject Natalを明かす」 「全てのビッグな発表の内、Project Natalは多分多くの人が話題にしただろう。それは新技術がいかに印象的に見えるかという表現力であり、マイクロソフトが約束を果たせるかどうかの推測であり、クドウ・ツノダのバーチャルシューズに関する冗談であり、ピーター・モリニューによる「Milo」技術デモのむずむずするような感じ」と評価しています。 「任天堂がWii Vitality Sensorを発表」 「ミュージカル映画「プロデューサーズ」の劇中劇「春の日のヒトラー」のオープニングが終わった時の、“観客が全員ショックと混乱で口を開けている”クラシカルなカットを覚えているだろうか。我々は今週はじめのゲーマーの表情がそれだったと思う。任天堂はWii Vitality Sensorを発表した。Wiiにリモコンで接続し、人差し指の上につけられ脈を検知するが、任天堂はどんな風に使うかを説明しなかったので、あなたも予想してくれると嬉しい。E3で最も話題になったことのひとつであることを否定しない。我々はこの不可解な装置に関して知るのが待ち遠しい」と、インパクトの大きさを特に取り上げています。 「『Metroid: Other M』のためにTeamNINJAと任天堂がパートナーに」 TeamNINJAと任天堂の協力は「ありそうもないパートナーシップ」と評価されていたものの、『Metroid: Other M』は本当に刺激的だった……と評価。TeamNINJAがクラシックなフランチャイズに何を加えるかにエキサイトするとしています。 「任天堂が2つの新しい『マリオ』をアナウンス」 『マリオ』タイトルの多さに「最近はマリオファンにいい日が続いていていいことだ」とコメントしています。 「宮本茂が新たな『ゼルダの伝説』でじらす」 「ミヤモトは任天堂のラウンドテーブルでわずかに詳細を明かしたが、既に2010年のE3が楽しみだ」と期待度の高さを挙げています。 ランキングに数字が付いていないのは、全てがサプライズだったという1UPなりのリスペクトでしょうか。上位3つは全て新たなコントロール関連のものとなっており、ゲーム界に新たな風が吹きつつあることを示しているようです。
《水口真》
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