人生にゲームをプラスするメディア

カプコン、第3四半期業績を発表・・・目立ったタイトルは無く

カプコンは平成22年3月期第3四半期業績を発表しました。

ゲームビジネス 市場
カプコンは平成22年3月期第3四半期業績を発表しました。

それによれば、売上高499億8700万円(前年同期比+5.9%)、営業利益48億1700万円(+84.3%)、経常利益47億9400万円(+127.5%)、純利益17億3100万円(+865.9%)となりました。

第3四半期はコンシューマーゲームソフトで主力ソフトの投入が少なかったこと、アミューズメント施設運営事業やコンテンツエキスパンシヨン事業で苦戦したため総じて弱含みの展開でした。しかしながら、前四半期までの『モンスターハンター3(トライ)』やその他のタイトルが下支えしたため、いずれの数字も前年同期を上回る結果となりました。

ゲームソフトでは『ロックマン エグゼ オペレート シューティングスター』(DS)や再廉価版として発売した『モンスターハンターポータブル 2nd G PSP the Best』(PSP)が底堅い売れ行きだった一方、『バイオハザード/ダークサイド・クロニクルズ』(Wii)や『大神』(Wii)は軟調でした。

アミューズメント施設では市況が引き続き軟調なものの、コスト削減効果で黒字を確保しました。業務用機器販売は新機種がなく営業赤字。コンテンツエキスパンション事業ではiPhoneなどに積極展開を図ったものの営業赤字でした。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

    ゲーム開発は大変だけど楽しい!アークシステムワークス『GUILTY GEAR』開発チームが学生に語る

  2. シンラ・テクノロジーが解散、スクエニHDは約20億円の特損を計上

    シンラ・テクノロジーが解散、スクエニHDは約20億円の特損を計上

  3. 【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

    【CEDEC2017】『NieR:Automata』の世界を彩る効果音はどのように実装されたのか?デザインコンセプトとその仕組みについて

  4. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

アクセスランキングをもっと見る