人生にゲームをプラスするメディア

【GDC2010】Spawn Labsは遠隔地からゲームを遊べる「Spawn HD-720」を展示

先日「OnLive」という、ゲームをいつでもどこでも環境を問わず遊べるクラウドサービスを紹介しましたが、米国のベンチャー企業Spawn Labsもネットワークを利用した「Spawn HD-720」という製品をGDCのエキスポブースで展示していました。

ゲームビジネス 開発
【GDC2010】Spawn Labsは遠隔地からゲームを遊べる「Spawn HD-720」を展示
  • 【GDC2010】Spawn Labsは遠隔地からゲームを遊べる「Spawn HD-720」を展示
  • 【GDC2010】Spawn Labsは遠隔地からゲームを遊べる「Spawn HD-720」を展示
  • 【GDC2010】Spawn Labsは遠隔地からゲームを遊べる「Spawn HD-720」を展示
先日「OnLive」という、ゲームをいつでもどこでも環境を問わず遊べるクラウドサービスを紹介しましたが、米国のベンチャー企業Spawn Labsもネットワークを利用した「Spawn HD-720」という製品をGDCのエキスポブースで展示していました。

「OnLive」は、ゲームがネットワークの向こうにあり、家や出先など場所を問わず、また、PCやスマートフォンなどプレイ環境も問わず、同じゲームをオンデマンドに遊べるというサービスでした。こちら「Spawn HD-720」は、家にあるゲーム機をネットワーク越しに操作して遊べるというものです。

具体的には家にあるゲーム機と「Spawn HD-720」を接続。さらにインターネットに接続します。この状態にしておけば、家にいなくてもPCを起動してSpawnのサービスに接続することで、自宅にあるゲーム機にアクセス。ネットワーク越しにゲームを遊ぶ事が出来ます。ネットワークの帯域は1mbps程度があれば問題ないそうです。

会場でもゲーム機と、それとネットワークで接続したPCで遠隔操作するデモが行われていました。製品自体は既に発売中で、199ドルでオンラインストアなどで購入可能です。月額の費用は発生しないようです。

「OnLive」や「Gaikai」のようなオンデマンドのゲームサービスや、この「Spawn Labs」など、ネットワークを使ったゲーム関連サービスが幾つか出てきました。日本はこちらよりもネットワーク帯域が潤沢で、同様のサービスは可能性の高い分野だと思われます。ぜひ期待したいですね。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

    なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  2. できたて料理を即時にデータ化してゲーム内で飯テロ!? 『FFXV』の料理モデルはこうして作られた【CEDEC 2018】

    できたて料理を即時にデータ化してゲーム内で飯テロ!? 『FFXV』の料理モデルはこうして作られた【CEDEC 2018】

  3. 「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

    「キミの心の応援団長」バーチャルYouTuber富士葵が込める想いとはーーキーマンインタビュー

  4. ポケモンセンター全店で「おねむりピカチュウまつり」実施

  5. 発覚!元任天堂広報H氏2度目の転職

  6. さよならハドソン、過去の名作をCMで振り返る

  7. マリオの1コインは370万円の価値あり!? ドルより強いゲーム通貨

  8. 海外ゲーマーが選ぶ「最も奇妙な髪型のゲームキャラクター」

  9. カプコン、『バイオハザード4』などで写真を無断使用したとして提訴される―損害賠償請求は1,200万ドル以上に

アクセスランキングをもっと見る