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【TGS 2010】テーマは「斬奪(ざんだつ)」~『METAL GEAR SOLID RISING』

東京ゲームショウ2010一般公開日の初日、コナミブースで『METAL GEAR SOLID RISING』(PS3、Xbox360、Windows)のスペシャルステージが開催されました。

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東京ゲームショウ2010一般公開日の初日、コナミブースで『METAL GEAR SOLID RISING』(PS3、Xbox360、Windows)のスペシャルステージが開催されました。

中央がプロデューサーの松山重信氏。左はディレクターの木村峰士氏。


登壇したのは、本作でプロデューサーを務める松山重信氏とディレクターの木村峰士氏。松山氏はゲーム業界歴20年のベテラン。おもにアーケードゲーム畑を歩まれた方で、『サイレントスコープ』『ザ・警察官24時』『スリルドライブ』など、アーケードゲームのファンなら誰もが知っている個性あふれるゲームを世に送り出してきました。

それとは逆に木村氏は「生粋の『METAL GEAR』開発者」だといい、CG担当から始まり10年以上シリーズに関わり続けているとのことです。松山氏によると、木村氏は「監督(シリーズの生みの親・小島秀夫氏)の『秘蔵っ子』。すごくかわいがられている」といいます。



松山氏は『METAL GEAR SOLID RISING』の開発について、長く海外向けの作品を作ってきた経験を活かせているとし、「小島監督にも好きにやっていいと言われている」といいます。しかし木村氏は「そのわりには監督からの『ダメ出し』が多いんです」と苦笑い。妥協のないゲーム作りを進められていることがうかがわれました。

本作のキーワードは「斬奪(ざんだつ)」。これは本作のための造語で、高周波ブレードで敵を「斬」り、腸型バッテリーを「奪っ」たり、武器を「奪っ」たりする刀アクションゲームになるとのこと。「斬奪」の文字は書道家・武田双雲氏の手によるもので、松山氏いわく「文字そのものが腕を伸ばし、『奪おう』としているように見える」とのこと。

会場には本作の主人公・雷電が使用する高周波ブレードも登場。場内で流されたムービーの冒頭に映る高周波ブレードは、CGではなく実写。その撮影のために作られたもので、刀のほか、短刀、投げナイフ、くないもあります。いずれも、ツヤ消し処理を施すことでステルス性を増大させた本格的なものです。

また、木村氏自ら実機デモでボーリングのピンやスイカの切断を実演。切断処理はリアルタイム演算による高度なものだといいます。

タイトル名の「RISING」について木村氏は「風塵雷神の『雷神』と、『METAL GEAR SOLID』のさらに上をいくという意味から、小島監督自身が付けたもの」と語りました。

現在、開発は順調に進んでいるものの、発売日はまだ発表できないとのこと。「待っていただく分、面白いものにします」と松山氏。リアリティを重視する同シリーズらしく、ゲームショウ後の今月20日から、木村氏と渡米。アメリカ空軍とアメリカ海軍に取材をすることを明かしました。
《D》
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