ゲームキューブのソフトを「ニンテンドー3DS」で動かせる・・・と海外のソフトハウスは語ります。
米国のデベロッパー(開発会社)n-SpaceのクリエイティブディレクターであるTed Newman氏は、ゲームキューブのソフトを「ニンテンドー3DS」で動かせるといいます。
n-Spaceはゲームキューブ用FPS(一人称シューティング)『Geist』で知られています。他のキャラクターに精神(Geist)を乗り移らせて進めるSFチックな内容で、欧州と米国で発売されましたが、日本版は発売中止となっています。
Newman氏は「『Geist』を「ニンテンドー3DS」に移植するのは難しいでしょう?」という質問に対して以下のように答えています。
「いいえ。ゲームキューブと「ニンテンドー3DS」の間には多くの類似点があり、ゲームエンジンを「ニンテンドー3DS」で動くようにすることは可能です。任天堂が『Geist』の「ニンテンドー3DS」版に興味があるなら、これは確かに実現できます。『Geist』ファンの皆さんと同様、3年半『Geist』に携わった者として「ニンテンドー3DS」版を見てみたい。私はゲームの世界とすべてのメカニックを愛しているのです」
氏は『Geist』に対し深い思い入れを抱いているようです。また、同社がWii用として企画したものの発売中止となったサバイバルホラー『Winter』も「ニンテンドー3DS」上で動作するとのことです。
ゲームキューブのソフト資産が「ニンテンドー3DS」で活かせるのなら、ダウンロード販売など様々な展開が考えられます。Wii版『Winter』が「ニンテンドー3DS」で復活する・・・ということもあるかも知れませんね。
《水口真》
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