人生にゲームをプラスするメディア

ソニー:ゲームの独占ではなくゲームの“一部”を独占にしたい

ソニーのシニアブランドマネージャー、Scott McCarthy氏が海外サイトScrawlのインタビューに応えています。

ゲームビジネス 開発
ソニーのシニアブランドマネージャー、Scott McCarthy氏が海外サイトScrawlのインタビューに応えています。

『MLB 11: The Show』、2011年のソニーのラインアップなどの質疑に加え、「(特定プラットフォームによる)サードパーティ作品の独占は今世代では減少している(多くのサードはマルチプラットフォームを選択している)ように見えるが、ソニーはまだサードとともに独占確保に取り組んでいるか?」という質問が。氏は以下のように回答しています。

“我々はサードパーティと非常に密接な関係を築いています。必ずしもゲームの独占にこだわるのではなく、ゲームの一部を独占することです。(PS3でのみジョーカーとしてプレイできた)『Batman: Arkham Asylum』がいい例です。あるタイトルを独占しようとすると、プロモーション・パワーを制限してしまう。我々はそうしたくありません。我々はゲームができるだけ大きいものであってほしい、それは産業のためにも大切なことです。

しかしながら、出来る限り最高のシステム上でそのゲームを遊んでほしいと思っています。そこで我々はゲームの一部を取り込み、それをプレイステーションで独占にしたいと思っているのです。”


最近の例では、『Assassin's Creed Brotherhood』でのPS3専用ミッション、『Mortal Kombat』でのクレイトス登場(Xbox 360では専用キャラクター無し)といった取り組みを見ることができます。
《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

    『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  2. ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの

    ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの"間違い"を正せるか―『ディズニー ミュージックパレード』メディア向け発表会をレポート

  3. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

    プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  4. 【CEDEC 2012】「Final Fantasy XIVで搭載されたサウンド新技術の紹介」ゲームの面白さにサウンドができること

  5. 【CEDEC 2014】ゲーム開発を最適化するアセットパイプライン、基礎知識と構築のポイントを解説

  6. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

  7. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  8. “推しメン休暇”って実際どうなの?どんなキャラでもいいの?ジークレスト代表&社員にアレコレ聞いてみる

アクセスランキングをもっと見る