グーグルは11日の東日本大地震の発生直後から、Google災害情報ページ(Crisis Response)を立ち上げるなど、ウェブでの支援に力を入れてきました。
さらに被害者支援のサービス開発のため、楽天、ヤフー、Twitter、マイクロソフト、Amazon、Salesforce、はてななどの賛同を得てオンラインイベント「Hack For Japan」を今週末に開催しています。
「Hack For Japan」は、より役立つ災害情報サイト/サービスのアイデアを出し合い、実際に開発する場となります。物理的に集まるのは難しいため、オンラインでの開催がメインですが、京都と福岡には会場も用意されています(参加無料)。
本日19日と明日20日はideathonとしてGoogle Waveをメインにアイデアが検討されています。21日はhackathonとして実際の開発に進みます。
現在、「支援する側とされる側のマッチング」「繰り返されるテレビ映像に不安になっている子供」「Twitterの避難情報のまとめ」などのアイデアが出され、リアルタイムでやりとりが行われています。
今回の大地震ではTwitterを使ったやりとりが活発に行われたのが特徴と言えるかもしれません。グーグルでも、多くの社員が20%ルールを使って日本の支援のために開発に取り組んでいると言います。歴史上類を見ない規模の災害となっていますが、一方でテクノロジーの進化を活用してそれを乗り越える努力がなされています。
《土本学》
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