■レトロな雰囲気は、まず説明書から 徹底した「80年代後半から90年代初頭っぽいゲームの雰囲気」が本作の特長でもあるわけですが、その徹底ぶりはなんと説明書にまで及んでいます。ストーリー文章の「中央寄せ」はお約束。ゲーム中のドット絵からは想像もつかないキャラクターイラストとその説明。極め付けは「USBキーボード」対応。オリジナルがPC用ゲームだったことにも由来する愛のある仕様です。主人公が使うパソコン「Mobile Super X」というネーミングにも筆者はティンときました(笑)。説明書はソフトを購入していなくても『Wiiショッピングチャンネル』から閲覧することができるので、興味がある方は是非一度この雰囲気を味わってみてください。
■便利なパソコン、ソフトは何を入れておく? 主人公が持ち歩くノートパソコン「Mobile Super X」には、冒険の役に立つ様々なソフトをインストールすることが出来ます。しかしそこはノートパソコン。メモリに限界があり全部のソフトは一気に入れられません。自分の好みやその時々に合ったソフトをチョイスする必要があるのですが、この取捨選択がなかなか楽しいです。