任天堂は複数のコンテンツプロバイダーとの間で、ニンテンドー3DSの「ニンテンドービデオ」向けに3D映像を提供することで合意したと発表しました。ただし、国内展開は現在のところ不明。
3D映像を提供するのは、アニメーション映画大手のドリームワークス・アニメーション、ディスカバリーコミュニケーションズ・ソニー・IMAXが出資する3D専門チャンネル3net、世界でヒットしている講演集団ブルーマングループ。
「ニンテンドー3DSはクリエイティビティにとって最高の舞台です。これらのパートナーは最高品質の3Dエンターテイメントをユニークなプラットフォームに提供してくれることになりました」と任天堂オブメリカ ネットワークビジネス担当シニアディレクター兼ゼネラル・マネージャーは述べています。
ドリームワークスは、ハロウィンをテーマにした2本のショートアニメーションを今月から配信開始。これは期間限定で3DSのみの配信となります。本日から配信されているものは2009年の「モンスターVSエイリアン」のキャラクターが登場するもの、月末に配信されるのは「シュレック」の人気キャラクターが登場するものとなります。
「3DSはコンテンツクリエイターがすぐに多くのユーザーにリーチできる強力なプラットフォームで、ハロウィンの季節に我々の3Dコンテンツを提供できることをとても嬉しく思います」とドリームワークスのプロダクション部門のトップであるJim Mainard氏は述べています。
ディスカバリーコミュニケーションズ・ソニー・IMAXの合弁会社で、世界初の3D専門チャンネルを運営する3netは、現在放送中の「Bullproof」「Feeding Time」「Building the Brand」のオリジナルストーリーなどを提供します。
また、青の舞台集団ブルーマングループもユニークなその舞台を3D映像で届けてくれます。
「ニンテンドービデオ」は、いつの間にか手元の3DSに任天堂オススメの3D映像が届くという無料サービス。日本国内でもよしもとの映像作品などが配信されています。
《土本学》
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