人生にゲームをプラスするメディア

【プレイレビュー】砂の世界でホンワカした心地良さを体験、PSN『風ノ旅ビト』

ゴールデンウィークのひと時を幸せな気持ちで過ごせる様、『flOw』『Flower』で数々の賞を受賞しているthatgamecompanyのJenova Chen氏が手掛ける最新作『風ノ旅ビト』をご紹介したいと思います。

ソニー PS3
ゴールデンウィークのオススメ『風ノ旅ビト』
  • ゴールデンウィークのオススメ『風ノ旅ビト』
  • ゴールデンウィークのオススメ『風ノ旅ビト』
  • ゴールデンウィークのオススメ『風ノ旅ビト』
  • ゴールデンウィークのオススメ『風ノ旅ビト』
ゴールデンウィークのひと時を幸せな気持ちで過ごせる様、『flOw』『Flower』で数々の賞を受賞しているthatgamecompanyのJenova Chen氏が手掛ける最新作『風ノ旅ビト』をご紹介。PlayStation Storeでの最速セールス記録を更新しただけでなく、日本のPlayStation Storeでも異例の評価件数&高評価を獲得している話題作です。

これまでも氏が手掛けるタイトルは、何とも言えない心地良いゲームプレイを体験出来るよう作られていたと思うのですが、本作では新たに世界観の心地良さが加わり、一目で惹きつけられるキャラクターデザインなど、とても魅力的なゲームに仕上がっています。

プレイヤーは、何処までも広がる砂の世界で、遠く聳える光立ち昇る山の頂を目指し、道々を隔てる巨大な扉を開く術を探しながら、パートナーと共に旅してくとことになります。

とは言っても明確なストーリーという物は無く、プレイヤー自らがプレイすることでストーリーを想い描く、まるで「プレイするアートプック」と言えるような不思議な心地良さを体験出来るのが、本作の一番の魅力です。

その為、無駄なメニュー・システムメッセージが殆ど無く、本作をプレイする上で要と言えるパートナーとのマッチングも空気のように行われるので、極力事前情報を得ないで初プレイすることの出来た筆者などは、ふらりと現れて筆者の操る旅ビトには見向きもしないで彼方此方と翔け回るパートナーに「なんてフリーダムなNPC・・・」と勘違い、数分後余りにもNPCらしくない振るまいの連続に「え、もしかしてプレイヤー?」と驚いてしまったくらい、ゲームの世界観に没入出来るよう作られています。

プレイヤーが操る旅ビトには、この世界に存在する“光を宿す布”を活性化出来る力と、活性化した布から光を貰い自身のスカーフに溜め、その光を使って中空を飛翔出来る力があります。

この2つのアクションを使って砂の世界を巡って行くのが本作の基本的なゲームプレイなのですが、先へ進む術の探索だけでなく、砂スキーありプチスニークありと、世界観を壊さずゲームプレイにバリエーションを持たせている所も本作の魅力の一つです。

その他、トロフィー機能に対応や、何度もクリアすることで旅ビトの容姿に変化が起きるなど、繰り返しプレイしても楽しめるよう作られています。

兎にも角にも「中空を飛ぶのが心地良い」「砂を滑るのが心地良い」「パートナーとの二人三脚が心地良い」「砂の世界が心地良い」と、PS3ユーザーなら1度はプレイしてエンディング後のホンワカした満足感を体験してみてほしいです。

それでは最後に、『風ノ旅ビト』のゲーム内容がより把握し易くなるよう幾つかのゲームプレイ動画をご用意介しました。記事と合わせてご覧下さい。



《Game*Spark》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ソニー アクセスランキング

  1. 『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

    『モンハン:ワールド』俺たちの相棒「受付嬢」のかわいい姿を見よう! “全DLC衣装”でじっくり楽しむ受付嬢フォトコレクション【ワールド編】

  2. PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

    PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう

  3. 『モンハン:ワールド』どの武器使う?─大剣、ランス、ヘビィ…全14種類の相棒が君を待つ!【アンケート】

    『モンハン:ワールド』どの武器使う?─大剣、ランス、ヘビィ…全14種類の相棒が君を待つ!【アンケート】

  4. 『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート

  5. 【実体験】PS5が壊れた時の修理の流れと、壊れる前にしておくと良いこと

  6. PS5の“クリエイトボタン”では何ができる?よりスムーズになった機能を体験

  7. 「七つの大罪」はもう古い!?『原神』新キャラたちの元ネタとなった“オタクの新教養”

  8. 【CEDEC 2016】カプコンに代々伝わる「あやしい美術解剖図」とは…『ストV』アートスタイルが決まるまで

  9. 『グラブル ヴァーサス』“エロじじい”と名高いソリッズはファスティバ(おとめ)の顔を狙わない紳士である─本家を知らない騎空士の好感度が爆上がりした話

  10. 『FF14』ファンフェスで話題になった「ラヒッ♪」は、さすがにゲーム実装ならずー吉田P「アカウントをキャンセルされそう(笑)」

アクセスランキングをもっと見る