ブルームバーグが交渉に近い筋からの情報として伝えたところによれば、ソーシャルゲーム大手のジンガは『Angry Birds』を開発するRovio Entertainmentの買収に20億ドルを提案していたとのこと。ただし、Rovioはこのオファーを断ったとのこと。『Angry Birds』で急成長するRovioは2011年度の売上高は1億630万ドル(約85億円)で従業員はし昨年末の時点で224人。このフランチャイズを中心にコンテンツを展開し更なる成長を目指し、数年以内の上場も視野に入れているようです。ジンガはスマートフォンの分野で出遅れ、挽回を図っています。Rovioの買収はこの目的に沿うものではあります。Rovioに振られたジンガはスマートフォン向けお絵描きゲームの『Draw Something』を開発するOMGPOPを1億8000万ドルで買収しています。