8月25日に全国ロードショーとなる映画『るろうに剣心』の大友啓史監督と、久保田修プロデューサーを招いた。公開講座は公開を前に、監督、プロデューサーから映画『るろうに剣心』の製作秘話や作品の見所など、熱く語るものだ。
大友啓史監督は、1966年岩手県出身。1990年にNHKに入局。ハリウッドでの海外留学ののち、『龍馬伝』『ちゅらさん』『ハゲタカ』など、数々の人気ドラマを演出した。国際ドラマフェスティバル優秀賞、エランドール作品賞など国内外で多くの賞を受賞してきた。
2009年には、映画『ハゲタカ』で映画監督デビュー。新作『るろうに剣心』は、NHK退局後、初めての作品となる。
『るろうに剣心』は、「週刊少年ジャンプ」で連載された和月伸宏さんの人気マンガが原作である。講座では、本作の監督を引き受けたいきさつからスタートした。
大友監督は、最初にオファーを受けた時は、一見、これまでの作風とは違うことを意外に感じたが、改めて原作を読み返し、『龍馬伝』などで描いてきた幕末にも通じる明治時代の侍スピリットが素直に心に響き、ぜひやりたいと思ったという。
マンガを実写化するにあたっては「きちんと「剣心」という人物を描いていくことを柱に進めていきました」と大友監督は語る。
キャスティングについても「非日常的なキャラクターをリアルなものとし、きちんと画で内面まで語ってくれる人々でなければなりませんでした」と、その意図を説明。久保田プロデューサーも、若手の佐藤健、武井咲を主演に迎え、ベテラン俳優とのぶつかり合いが化学反応を起こすような形になったと自信を見せた。
また、アクション演出について大友監督は、ハリウッドに留学していた時に、言葉や文化の壁を超えて観客を楽しませるアクションは映画の原点であると実感したという。『るろうに剣心』では、国際的に活躍する谷垣健治アクション監督と共に細かい演出を練り上げ、「感情豊かなアクションが撮れたと思います」と、映画の見所を語った。
公開講座では、撮影に用いられた台本や、膨大な資料からの抜粋が用いられ、ひとつひとつを丹念に解説する大友監督に、来場者も真剣に耳を傾けていた。講義終了間際での質疑応答でも、活発なやり取りがかわされ、大友監督は、自身の留学経験やそこから学んだことを熱く語っていた。
[多摩永遠]
映画『るろうに剣心』
8月22日(水)23日(木)24日(金)先行上映決定
8月25日(土)全国ロードショー
http://www.rurouni-kenshin.jp/
公開迫る映画「るろうに剣心」 監督とプロデューサーが作品制作過程を披露
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