人生にゲームをプラスするメディア

24年の歴史を持つ任天堂公認雑誌「Nintendo Power」が休刊へ

任天堂は、米国の出版社Future USが発行している公認雑誌「Nintendo Power」が今年の12月号で休刊となることを明らかにしました。

任天堂 Wii
24年の歴史を持つ任天堂公認雑誌「Nintendo Power」が休刊へ
  • 24年の歴史を持つ任天堂公認雑誌「Nintendo Power」が休刊へ
任天堂は、米国の出版社Future USが発行している公認雑誌「Nintendo Power」が今年の12月号で休刊となることを明らかにしました。

「Nintendo Power」は1988年に創刊され、24年の歴史を持つ月刊誌。当初は任天堂自身がファンクラブの特典として発行し、自社のファンに向けて最新情報やゲームの攻略情報を伝える手段として使われました。一時は200万部以上の部数を誇りました。2007年には自社での制作を取り止め、出版社のFuture USにライセンス。同社が制作してきましたが、任天堂は契約を延長せず、休刊とする事を決定したとのこと。Future USの決算資料によれば現在の部数は47万5000部。

休刊とした詳しい理由は明らかにされていませんが、ArtsTechnicaは独自の情報源からの情報として、「任天堂と仕事をするのは困難で、彼らは契約の更新やデジタルでの取り組み強化に殆ど関心を払っていなかった」と伝えています。

米国の雑誌は2012年上半期も10%のダウンと引き続き苦境にあり、ゲーム雑誌全般にとっても「Nintendo Power」の休刊という出来事は重くのしかかることになりそうです。ただし、ゲーム専門店GameStopが発行する「Game Informer」は会員向けの販促雑誌としての側面も帯びながら約800万の部数を抱え、米国第3位の雑誌にまで成長しているとのことで明るいニュースといえます。
《土本学》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

任天堂 アクセスランキング

  1. 『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

    『モンハンライズ』で手強いモンスターは?読者が選んだ投票結果ー苦しめられたハンターの生の声をお届け

  2. 『モンハンライズ』タマミツネが登場するなら“あの装備”も来るのでは!? そんな期待から、カッコかわいい「ミツネシリーズ」に注目したい

    『モンハンライズ』タマミツネが登場するなら“あの装備”も来るのでは!? そんな期待から、カッコかわいい「ミツネシリーズ」に注目したい

  3. 海外版ファミコン「NES」の不思議な世界 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、金ローで再ブレイク中の名作が異次元の内容に!

    海外版ファミコン「NES」の不思議な世界 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、金ローで再ブレイク中の名作が異次元の内容に!

  4. 『パワプロ2022』でも飛び出す「フラスコ」発言!魅惑のスタイルをイジられる早川あおい

  5. 『あつまれ どうぶつの森』BGMは24時間いつも違うって知ってる? おすすめの曲が流れる時間帯を紹介

  6. 『スマブラSP』勇者の「パルプンテ」は何が起こる!? 100回検証して効果をまとめてみた

  7. 『ポケダンDX』ストーリー攻略につまずいた同志に送る5つのポイント─「詰んだわ」なんて諦めるな、ボクたちはポケモン救助隊だ!

  8. 『遊戯王 マスターデュエル』で人気の可愛いカードは?3位「ブラマジガール」、2位「閃刀姫」、1位は貫禄の“ドヤ顔”

  9. 【特集】1996年2月27日、全てはここから始まった…ポケモンゲーム史「ゲームボーイ」編

  10. 『モンハンライズ:サンブレイク』に『モンハン4』要素あり!?新キャラ「ミネーレ」に噂される“ナグリ村関係者説”

アクセスランキングをもっと見る