冒頭、壇上に立った同社の里見治紀社長は「セガはソーシャルゲームの分野には若干遅れを取っていると自覚しています。しかし、ネイティブアプリの台頭により業務用や家庭用で培ってきた技術力やゲーム性を活かせるマーケットがようやく出てきました。私たちはこの分野で『Kingdom Conquest』などのヒット作を既に送りだしていて、今後もネイティブで皆さんがあっと驚くようなゲームを展開していきたいと思います」と挨拶。セガのスマートデバイス戦略では、このネイティブが重要なキーワードになると強調しました。
続いて登壇した事業本部長の岩城農氏はより詳しくセガネットワークスの戦略を語りました。セガネットワークスは、セガブランドのタイトルをベンチャー以上のスピードでスマートデバイス向けに展開することを目的として今年7月2日に設立されたセガの子会社で、最初から253名という大所帯を抱えています。岩城氏によれば昨年夏過ぎから外部からの人材招聘も進め、現在では外部から来た家庭用とは異なる能力を持ったスタッフとセガが長年培ってきた優秀な開発部隊が融合する形で多数のタイトルの開発を行なっているとのこと。
続いて岩城氏はソーシャルゲームの市場について、「ブラウザ」と「ネイティブ」、「買い切り」と「F2P」という2つの軸で俯瞰し、セガが得意とする「ネイティブ×買い切り」の分野が先行していて、「ブラウザ×F2P」という分野についてはCygamesやポケラボなど外部の企業との協業でカバーしてきたと振り返りました。今後、セガが注力するのは「ネイティブ×F2P」という領域になります。岩城氏はこの分野で深いゲーム性とソーシャルゲームの間口の広さを両立したタイトルを多数展開していくと述べました。
具体的には年内に5タイトル、さらに来春までに5タイトルを展開します。筆頭は世界で350万ダウンロードを記録した作品の続編『Kingdom Conquest』(12月中旬)。さらに世界で活躍する初音ミクをテーマにした『初音ミク ライフステージプロデューサー』(12月上旬)、人気のクイズゲーム『クイズ Answer×Answer Pocket』(12月中旬)、コインプッシャーとRPGを掛けあわせた『ドラゴンコインズ』(11月下旬)、無限の可能性が広がるRPG『クエプラ -Quset of Platner-』(12月上旬)などです。どれもネイティブアプリで、一段回上のビジュアルと深いゲーム性を特徴とします。
年明け以降も協力対戦型バトルRPG『デーモントライヴ』(今冬)、ロボットバトルRPG『ボーダーブレイクmobile -疾風のガンフロント-』(今冬)、サッカーシミュレーションゲーム『Champion Football』(今冬)、『DERBY OWNERS CLUB』(今冬)、『リズム怪盗R for iOS』(2013年春)といったタイトルが待ち受けます。
本日発表されたタイトルの詳しい内容については追ってお伝えします。
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