ソニーの平井一夫社長が、CES 2013で実施された質疑応答セッションで、PlayStation Vitaのセールスや同イベントで発表されたNVIDIAの新型携帯ゲーム機「Project SHIELD」についてコメントしています。
まず平井氏は、2013年3月までに1,000万台(PSP含む)を目標としながら、昨年5月以来(180万台)具体的な報告がないPS Vitaのセールスについて「予想していた最も下限に位置すると思う」と発言。しかしハードが成功したかを判断するには5~10年の長期的サイクルを要するとの考えも強調、現在のPS3は成功に値すると認識しているそうです。
また、NVIDIAより発表されたAndroidベースの新型携帯ゲーム機「Project SHIELD」についてコメントを求められ、「皆さんが思うほど驚いてはいません」と回答。自身がゲーム業界に足を踏み入れた経験も踏まえて、「過去の歴史を振り返れば同じような試みはあった」「割って入るのは難しい」などと見解を述べています。
一方、注目の集まる次世代ハード(PS4)に関する質問には、「次世代テクノロジーについては大掛かりなローンチが準備できるまでお話できないのは皆さんもおそらくご存知でしょう」と回避しています。
《Game*Spark》
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