レイマンの生みの親で、世界で尊敬を受けるゲームデザイナーの一人、Michel Ancel氏も『レイマン レジェンズ』の延期に対する反対の声を上げています。 先週、ユービーアイソフトは2月中に発売を予定していた『レイマン レジェンズ』の発売を9月まで延期し、Wii Uだけでなくプレイステーション3やXbox360でも同時発売すると発表 しました。この発表は任天堂ユーザーから大きな反発を呼び、元開発者の一人も誤った決断だと批判 しました。会社はWii Uユーザー向けに独占のデモを提供する と述べましたが、騒動は沈静化していません。 そんな折、欧州最大のゲームサイトEurogamerはデベロッパーであるユービーアイソフトモンテペリエの開発者たちが横断幕を掲げて、延期に抗議する写真を掲載。その中にはレイマンの生みの親であるMichel Ancel氏も含まれています。 横断幕には「Sortez nous Rayman. Soutient a Ubi Montpellier.」(早くレイマンをリリースしよう。ユービーアイソフトモンテペリエをサポートしてください)と書かれ、涙を浮かべたレイマンのイラストは「SVP」(おねがいします/S'il vous plait)と一言だけ。 会社が一度発表した内容を撤回するとは考え難いですが、開発を担当したデベロッパー、しかも資本関係にある傘下のデベロッパーがパブリッシャーに公然と反旗を翻すというのは余り見られなかった光景と言えるでしょう。
《土本学》
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