MWC 2013、PayPalブースのほぼ中心に大きなテーブルPCが設定されていた。テーブル上の画面は4分割されており、来訪者はそこでクイズ形式のゲームを体験できるようになっている。 クイズは、「eBayモバイルでは毎秒300ドルの決済がなされている。ウソかホントか?」といった内容で(ちなみに答えはTrue)、つまりは同社の広報なのだが、タッチセンサーの反応や操作性は高く、レスポンスもよい。ゲームのエントリーは入場者のIDカードでできるような仕組みも搭載されている。 どんなシステムで構成されているのか興味を持ったので、スタッフに聞いてみた。 このテーブルPCシステムを開発したのは、GLOBACORE Interactive Technologiesというカナダの会社。この会社は、イベントやショールーム向けの高機能なサイネージやテーブルPCなどを専門に手掛けているそうで、カナダのモーターショーではホンダのタッチスクリーンシステムも開発したという。ワンオフで大規模かつ高性能なサイネージなどを得意とする企業のようだ。 4分割の画面はそれぞれが独立したPCで、システムとして特にユニークなものではなく、OSもWindowsとのこと。クイズアプリはAdobe AirによるFlashアプリとのことだ。その割にはタッチセンサーのレスポンスや制御はよくできており、センサーとその制御ミドルウェアに同社のノウハウがありそうだが、残念ながら詳しくは教えてもらえなかった。
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