三上真司氏率いるTango Gameworksの記念すべき処女作『PsychoBreak』のプレゼンテーションやインタビュー取材に合わせて、三上氏が直々に案内する「スタジオツアー」に参加することができたので、内部をたっぷりご紹介します。
Tango Gameworksは東京・お台場にあるZeniMax Media傘下のゲームスタジオです。
入り口では、Tango Gameworksのマスコットキャラクターである「タンゴ」ちゃんと、『The Elder Scrolls V:Skyrim』のドヴァキン像が迎えてくれました。順に案内され、まずは「タンゴスタジアム」です。ここでは簡易的なモーションキャプチャーを行えるほかに、スタッフの軽い運動など、多目的に利用されます。床をスタッフの好きにしていいと言ったら、フットサルコートのようになったのだとか。
実際に『PsychoBreak』の開発が行われているスペースへ移動しました。Tango Gameworksは縦に長いスタジオで、大まかな境目はあるものの、基本的には区切りのない配置です。
スタジオ内には、あちこちの壁に絵が描かれていたり、個性的なインテリアや、様々な用途の小部屋が点在していたりと、オシャレなスペースが多く見受けられます。なお、その小部屋の1つは、写真撮影の許可が下りないほど凄まじく“サイコ”な内装の部屋で、ご紹介できないのが残念なほどです。
インタビューで指摘されていたように、スタジオ内のあちこちでスタッフ同士のディスカッションが行われていました。ディスカッションは、ホワイトボードを使ったり、壁に貼られた資料を見たり、PCの画面を直接見ながらだったり、形式は様々です。
Tango Gameworksは、全体的に20代と見られる若いスタッフや外国人の開発者が多く、非常にクリエイティブな内装からは、海外ゲームスタジオのような雰囲気が感じられました。
《栗本 浩大》
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