任天堂は、2013年4月25日に行われた決算説明会の質疑応答の資料を公開しました。決算説明会で岩田社長は、今後の具体的なダウンロード売上高の規模のイメージについて質問されました。回答によると、『とびだせ どうぶつの森』は前期の出荷数386万本のうち、4分の1がダウンロード版で、発売したばかりの『トモダチコレクション 新生活』も初週(40.5万本)のダウンロード版比率はだいたい10%と、ソフトとの相性はあるものの、日本のマーケットではすでに1割のユーザーがダウンロード版を選んでいるという結果が出ているとのこと。またビジネス形態についても、パッケージ以外にも、F2Pやもっと単価が安いソフト、月額課金のソフトなど、パッケージソフトとは異なる形態のソフトや、作り手と買い手の選択の幅が増え、どのような柔軟性にも対応できるように、3DSやWii Uではシステムの準備が整っており、それをこれから実践していくようです。これを踏まえて岩田社長は、「(本日のプレゼンテーションでお知らせした『ダウンロード版を経験されると、次もダウンロード版を選択される方の割合が高い』ということも含めて考えますと、)これから2~3年の間にデジタル比率がおそらく大きく変わるだろうという点では、私のイメージは以前お話ししたときと大きく変わっておりません」と今の考えを明らかにしました。
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