今回まず発表されたのは、主人公三人の名前や動機でした。青い宇宙服に身を包んだ「アルフ」、紅一点とおぼしき「ブリトニー」、そして隊長である「チャーリー」の三人は、資源不足で滅亡の危機に瀕しているコッパイ星から食料資源を求めて旅立った調査隊のメンバーです。
移動中の事故により不時着した三人は、ピクミンと出会い、彼らと共に惑星を探索しながら、任務を遂行します。三人の目的は、新しい食料源となるフルーツを集め、その種をコッパイ星に持ち帰ることです。
種をとった後のフルーツは、栄養満点のジュースとして、惑星探索中の貴重な食料になります。食料がなくなってしまうと惑星探索はできなくなってしまうので、文字通りの生命線となります。そのため一日という限られた時間の中で、ピクミン達に指示を下し、惑星の探索を行い、フルーツを捜し出さなければなりません。
厳しい環境の中で、自給自足をしながら、三人が無事に探索を終えられるのかは、あなたの腕にかかっています。どうか、アルフ達とピクミンを助けてやってください。自信がないという方がいらっしゃるかもしれませんが、失敗した一日をやり直せる巻き戻し機能も搭載されておりますので、どうかご安心を。
そして今回Nintendo Directで語られたのはゲーム性だけではなく、GamePadの使い道なども詳しく語られました。GamePadを使用することで、アルフ達を指定した位置へ自動的に移動させられたり、探索しているエリアのマップを表示したり、PADの液晶画面に触れることでTVの画面を大きくスクロールさせたりと、探索を助ける様々な機能を使いこなせるようになります。
しかも一日の終わりには、その日の行動をリプレイとしてGamePad画面で見ることが出来ます。巻き戻し機能と併用すればより確実な探索を行えますが、やり直しを考えていなくとも、俯瞰視点で表現されるリプレイは眺めているだけでも楽しく、必要がなくても見続けてしまいそうです。
今回の発表は主にストーリーモードに関してでしたが、他にもスコアを競うチャレンジモードや二人で遊ぶ対戦モードなど、盛りだくさんの遊びが入っています。
また、遊び方だけでも多くの選択肢が用意されている『ピクミン3』ですが、それはゲームの中だけに限った話ではありません。操作方法も、GamePadだけではなく、Wiiリモコン&ヌンチャクを用いた操作でも楽しめますので、『Wiiであそぶ ピクミン』に慣れた方もそのままの感覚でプレイ可能です。
『ピクミン3』は、7月13日発売予定で価格は5,985円(税込)です。
(C)2013 Nintendo
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