世界最大のゲームショー、E3に参加中の任天堂・岩田聡社長が行ったアナリスト向けの会見の中で、同社は今年度中にF2Pタイトルの提供を計画していることが明らかになりました。これは任天堂の将来のデジタルビジネスへの取り組みの一環として述べられたものです。今後ダウンロード販売がますます隆盛を極める中、デジタルビジネスを拡大するための取り組みのひとつとして、任天堂としては初めての試みとなるFree to Play(F2P)型のソフトの供給体制を、早くも今年度中(2014年3月末日まで)に立ち上げるとしています。実はこれまでも任天堂はF2P型のゲームについて興味があることを明らかにしており、今年4月にも投資家へ向けた会見の中で岩田社長は、F2Pタイトルや月額課金型モデル、あるいは電子マネーでの小額支払いのモデルなどを模索中であることを述べています。F2Pのゲームはスマホやタブレットの専売特許だと受け止められている中、もし任天堂ハードで実現すれば画期的なことになりますが、岩田社長はそうしたタイトルにはマリオやポケモンなどの任天堂のキャラクターは登場しないことも示唆しています(David Gibson氏)。とすればやはり、無料ゲームの中核はインディーズゲームでしょうか? 最近、任天堂が積極的にインディーズデベロッパーに接触を図っているという報告がもたらされていることも、これを裏付けているように思われます。
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