最初にステージに現れたのは、アメリカの人気オルタナティヴ・ロックバンドAlice in Chains(アリス・イン・チェインズ)のギタリスト ジェリー・カントレルです。本物のギターでプレイできるリズムゲームの続編『Rocksmith 2014』が発表されました。ステージではカントレル氏が実際にソロ演奏を行いながら、ネットワーク上のバンドメンバーたちとセッションしたり、音声コマンドで曲のセッティングを行う要素が紹介。
あまり名前の聞きなれない『Mighty Quest for Epic Loot』は、PC向けのFree-to-Playタイトルで、ダンジョン探索に『Orcs Must Die!』と似たTD型システムを組み合わせ、それらをマルチプレイで楽しめるという内容。ユーモアたっぷりのトレイラー映像と共に、クローズドベータテストの実施が発表されました。
『South Park: The Stick of Truth』はUbisoftがTHQから権利を獲得した、Obsidian Entertainment開発のサウスパークを基にしたRPG。本ホリデーシーズンの発売を予定しており、シアター展示されていたUbisoftブースでも本作の人気は特筆すべきものがあります。
Yves Guillemot氏が再びステージに上がり、もう一つの新規IPとなる『Tom Clancy's The Division』を発表。Ubisoftの小会社となったMassive Entertainmentが開発するポストアポカリプティック・オープンワールドオンラインRPG。ブラックフライデー(米国の年末商戦)中に流通したお金を介して人々に蔓延した病原体によって、たった5日間で人類が崩壊の危機に追いやられるという非常に興味深いストーリー背景が、昨年の『Watch Dogs』発表を彷彿とさせる陰謀めいたイメージトレイラーで説明されます。
PlayStation 4を使ったゲームプレイデモも実演されました。ゲーム画面は一般的なサードパーソンシューターやMMOのスタイルを踏襲しているものの、そのグラフィックレベルや崩壊した街の細部のディテールは圧巻。スキルやインベントリー、全体マップなどのインターフェースが、まるで画面に溶けこむかのような立体的かつスタイリッシュにデザインされているのが印象的です。銃撃戦の戦闘パートも、アクション性よりタクティカルシューター寄りの作りであることが伺えます。