インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。第35回のロコレポは、ジースタイルが6月12日から配信しているニンテンドー3DSダウンロードソフト『CHAIN BLASTER』のプレイレポートをお届けします。『CHAIN BLASTER』は、フォーメーションを組んで襲い来る敵たちを通常ショットや特殊ショット「チェインブラスト」を使って爆発の連鎖で倒す「連爆シューティング」。ジースタイルは2011年にDSiウェアの『ぐるっと!セイバー』を配信しており、シューティングゲームとしてはそれに続いてのリリースになります。■ゲージ制のシステム「チェインブラスト」と「オーバードライヴ」の使い分けが熱い自機の基本操作は、スライドパッド/十字キーで「機体の移動」、Aボタンで「通常ショット」、Bボタンで特殊ショット「チェインブラスト」、Yボタンで「オーバードライヴ」の発動。「チェインブラスト」と「オーバードライヴ」の使用には制限があり、敵を倒すと出現するアイテム「ブラストマター」を集めることで溜まる、「ブラストゲージ」を消費する必要があります。「チェインブラスト」を敵に当てると連鎖爆発「チェインウェーブ」が発生し、この爆発に巻き込まれて撃破した敵からも「チェインウェーブ」が連鎖発生します。「チェインウェーブ」で敵を倒し続けると、繋げたチェイン数に応じたボーナススコアが加算。「チェインウェーブ」が狙えるポイントには「クロスポイント」と呼ばれる赤色のガイドが表示されるので、これを参考にして「チェインブラスト」を撃ち込むのが基本です。 また、「ブラストゲージ」を消費して発動する特殊機能「オーバードライヴ」の発動直後はプレイヤー機体が無敵状態になるほか、「オーバードライヴ」発動中は敵の動きが遅くなるため、「チェインブラスト」のここぞというタイミングや敵弾の回避など、様々なシーンで頼りになります。このシステムの使い分けが『CHAIN BLASTER』の面白さであり、やり込みどころにもなっています。■3D立体視対応のグラフィックと、没入感の高いサウンドの相性が最高ジャンル的には2DSTGに分類される『CHAIN BLASTER』ですが、グラフィックは3DCGによって描かれており、3DSの立体視にも対応。3Dボリューム全開でプレイするとかなりの奥行きが感じられるほか、何となく昔の電子ゲームのような雰囲気もあり、3DSの機能を上手く活かしたグラフィックに仕上がっていると思います。また、背景のスクロールも非常に流動感があり、本作の持つ没入感の高いサウンドとの相性が抜群です。■ハイスコアのインターネットランキングにも対応本作ではハイスコアをインターネットランキングにアップロードすることが可能で、世界中のプレイヤーと比較することができます。やはりシューターとしては、ハイスコアランキングは嬉しいポイント。欲を言えば、ハイスコアのリプレイ閲覧機能があるともっと良かったように思います。■3D感と没入感が高い、新機軸シューティングの挑戦作『CHAIN BLASTER』。シューターならぜひプレイしたい、新機軸シューティングの挑戦作じゃないでしょうか。非スクロール画面に次々とフォーメーションを組んで敵たちが攻撃してくるシステムは『ギャラガ』や『ギャラクシアン』のゲームデザインと似ていますが、「チェインブラスト」による連爆のシステムや「オーバードライヴ」、そして巨大ボスの登場など、シューティングゲームとしての魅力的な要素が豊富に詰め込まれており、プレイ中は思わずハイスコア稼ぎに熱くなります。ニンテンドーeショップでは本作の体験版も配信されているので、シューターを自負されている方にはぜひプレイをオススメしたい作品です。『CHAIN BLASTER』は、好評配信中で価格は700円(税込)です。(c) 2013 G-STYLE. All Rights Reserved.【ロコレポ】 by ロココ試作型INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。Twitter:@Rococo_TestType
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