トイボックスの和田康宏氏が手掛ける新作3DSタイトル『ホームタウンストーリー』は、『牧場物語』にあった結婚概念よりも、一層豊富で深い人間ドラマに焦点をあて、それにインタラクトできる内容となるようです。
先日のE3にも出展され、海外での注目度も高い『ホームタウンストーリー』。和田氏は、本作がフォーカスするキャラクターとの関わり合いについて、『牧場物語』を比較対象にあげて海外サイトのインタビューに回答しています。
氏は、『牧場物語』では作物を育てたり動物を世話するといった主要素のほかに「結婚」というものがあり、それがいわばゲームのゴールのようなものにもなっていたと発言。ですが、人間関係はなにも結婚だけでなく、男と男、父と息子だったりもする。『ホームタウンストーリー』では、結婚の代わりにバラエティ豊富な人間関係をもたせたかったとコメントしています。本作でも結婚はできるものの、ゲームの一部にすぎず、結婚対象となるキャラクターは各性別ごとに3人だけになるようです。
また、好感度をあげるのにアイテムをプレゼントするというのも、まるで賄賂のようでおかしいと感じていたらしく、『ホームタウンストーリー』ではそうする必要はなくなっているとのこと。結婚できるキャラクターが減ったかわりに、より深いストーリーをもち、プレイヤーがそれにインタラクトできる30を超えるキャラクターが存在する事も明らかにしています。
氏は、別の海外サイトのインタビュー記事でも、『ホームタウンストーリー』と『どうぶつの森』の最も大きな違いとしてNPCの強い特性を挙げ、各キャラクターがもつ深い人間ドラマは比較できないものになると述べています。
徐々にゲームの全容が明らかになりつつある『ホームタウンストーリー』。日本向けのトレーラー映像も現在制作中とのことで、さらなる続報が楽しみです。
3DSソフト『ホームタウンストーリー』は、発売日・価格ともに未定です。
《Ami》
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