過去に発売された中では、唯一『Yes!プリキュア5 Go Go! 全員しゅーGO!ドリームフェスティバル』が「それまでの過去のプリキュアが一堂に会する」という内容となっていました。これがまたファンにとってはたまらない内容になっていましてねぇ。プリキュアのゲームとしては珍しくバトルアクションゲームなども収録されていたのですが、全プリキュアが使えるのもさることながら、作品の枠を超えた合体攻撃や掛け声もあったりして。「プリキュアオールスターズ」の名前こそ冠していませんが、その中身はまさしく「オールスターズ」ゲームでした。このソフトが発売された当時、短編映画として「プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!」という作品が上映されていましが、今思えば間違い無くこの瞬間に、現在まで繋がる壮大な「お祭り」の原点があったのだと思えます。あれから数年。2013年の今、ゲームとして初めて「プリキュアオールスターズ」のタイトルを冠した作品が、しかも「ダンスゲーム」で出てくれということには何か運命めいたものを感じますね。
■プリキュアとダンス プリキュアのゲームシリーズでは初期に発売されていた「ふたりはプリキュア Max Heart」系や「Yes!プリキュア5」系などはアクションやバトル要素が多めでしたが、それ以外のゲームではミニゲーム集がメインのゲームが大半でした。ところが、本作『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』はその名の通り「ダンスゲーム」。今までになかった、しかし「プリキュア」を扱うにおいては、これ以上にないゲームジャンルでもあります。