インデックスのゲームブランド・アトラスは、ニンテンドー3DSソフト『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』を発売すると発表しました。インデックスの民事再生法手続き申し立てにより、アトラスの先行きに不安を感じているゲームファンも多いことかと思います。『真・女神転生』シリーズや『ペルソナ』シリーズ、また新作が発売されたばかりの『世界樹の迷宮』シリーズなど、質が高く多くのユーザーを魅了するタイトルを多くリリースしてきたブランド故に、シリーズのファンから新規タイトルを期待するユーザーまで、その動向は自ずと気になるところでしょう。そのアトラスが、総合情報ポータルサイト「アトラスネット」上にて、『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』を発売すると、公式に発表しました。『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』は、2011年に発売されたニンテンドーDSソフト『デビルサバイバー2』をベースに、ニンテンドー3DSソフトとして様々な要素を加え、パワーアップさせたシミュレーションRPGです。4月25日に発売日が「7月11日」に決まり、4月27日と28日に行われたニコニコ超会議2の出展ブースにおいて本作の試遊台が用意され、決定された発売日まで順調かと思われたものの、「クオリティアップのため」という理由で、発売が「7月11日」から「2013年秋」へと変更されました。残念な話ではありますが発売延期自体は珍しいことではなく、ユーザーとしても待つしかないという心境で続報を期待しましたが、前述の民事再生法手続き申し立てにより、アトラスの今後の予定がどうなるのか、まったくの不透明となりました。幸いなことに、さほど時を待たずして『真・女神転生IV』や『新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女』の販売継続や、7月25日発売予定の『ドラゴンズクラウン』を予定通りに発売することなどが発表され、至近の問題に関しては胸をなで下ろしました。しかし『デビルサバイバー2 ブレイクレコード』に関しては、当時触れられておらず、本作を待ち望んでいるユーザーからすれば「もしかして」と心配した方もいるでしょうが、発売されることが今回の発表ではっきりしました。これで、アトラスネット上で告知されているソフトは全てリリースされることとなり、ひとまずは安堵できる結果と言えるでしょう。また、発売1周年を迎えた『世界樹の迷宮IV』の公式ブログでは、「世界樹の迷宮IV 伝承の巨神 ドラマCD 囚われの巫女と三姉弟」を7月24日に発売すると発表しています。『デビルサバイバー2 ブレイクコード』は、発売日未定で、価格は6,279円(税込)です。(C)Index Corporation 2008,2013 Produced by ATLUS