2009年のリリース以来、全世界で大ヒットを記録しているモバイルゲーム『アングリーバード』のキャラクターライセンス飲料が先頃タイで発売されました。
「BangkokPost」が伝えるところによれば、タイの飲料会社、Just Drink It社が『アングリーバード』開発元であるロビオ・エンターテインメントからライセンスを取得して製造し、タイ国内のセブンイレブンでこの7月より販売を開始しています。150ml缶で販売価格は15バーツ。
ラインナップは3種類で、「レッド(Red)」が描かれた赤い缶はフルーツパンチ味、「チャンク(Chuck)」が描かれたオレンジ色の缶はオレンジ味、「ステラ(Stella)」がプリントされたピンク色の缶がストロベリー味となっています。
タイで行われた公式発表の場でJust Drink Itタイ支社の経営責任者、Jyrki Komulainen氏は「タイでの成功を確かなものにしてからは、他のアジア各国にもこの商品を拡げています」と語り、まず初年度の売上げ目標を1,000万本に設定していることを明らかにしています。
『アングリーバード』のキャラクターライセンス飲料は、昨年春にフィンランドの飲料メーカー、Olvi Oyj社が発売してから瞬く間に人気商品となり、その後ロシアを含むヨーロッパ各国をはじめ、オーストラリアやメキシコ、サウジアラビアからもオーダーが来るまでに好評を博し話題を呼んでいます。今回のタイでの販売開始で、これと同じことがアジアでも起こるのかどうか、各業界からの注意深い視線が集まっています。
《小寺信夫》
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