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【そそれぽ】第73回:製品版の前にできることたくさん!『電波人間のRPG3』をプレイしたよ!(体験版編)

インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第73回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

任天堂 3DS
『電波人間のRPG3』体験版をプレイ。データは製品版に引き継ぎOK
  • 『電波人間のRPG3』体験版をプレイ。データは製品版に引き継ぎOK
  • 部屋や町をふわふわ飛び回る「電波人間」をキャッチ
  • 見た目はもちろん、アンテナ(=特技)の種類や色(=属性)からお気に入りでパーティーを組もう
  • 本作にはキャッチした「電波人間」ひとりひとりに家がある
  • 家の中。飾り付けることもできそうだけど、体験版の範囲では金銭面でやや苦しい
  • 「ドローン」にさらわれた「あかり」を助けるために洞窟へ
  • おなじみに戦闘は相変わらずテンポ良好
  • アンテナの特技を発動。バランス良くパーティーを組みたいところ
インサイドをご覧の皆さま、こんにちは。そそそこと津久井箇人です。皆さんのゲームライフを充実させるゲームプレイレポート、第73回を迎えました【そそれぽ】のお時間です。

8月、夏、真っ盛り!これから旅行に行ったり、帰省で田舎に行ったりする方も多いのではないでしょうか。旅のお供にはやっぱり携帯ゲーム機ですよね!特にダウンロードソフトは荷物にもならずに最高です。移動中やホテルや旅館で、あるいは結局行ったら退屈な祖父母の家で(笑)、携帯ゲーム機ライフを満喫するのもアリですよ~!とは言え、遊び過ぎには要注意!

というわけで、今回プレイするのはジニアス・ソノリティのニンテンドー3DSソフト『電波人間のRPG3』体験版です。

『電波人間のRPG』シリーズは、ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフトに革命をもたらした大ヒットRPGなのです。【そそれぽ】で1年半前に取り上げた『1』は、荒削りながらも、軽いテンポや「電波人間」の独特のキャラクターとは裏腹に、しっかりとした作りの奥深い内容で一気にファンを拡大。『2』ではよりRPGらしく、より遊びやすく進化を遂げ、いよいよ『3』のリリースとなったわけであります。そんな注目タイトルの『電波人間のRPG3』ですが、ニンテンドーeショップでは一足早く「体験版」を配信中。「体験版」でプレイしたデータは製品版に引き継ぎも可能なので、配信を待ち望んでいた方も多いことでしょう。

【そそれぽ】ではなんと2週に渡って『電波人間のRPG3』を大特集。今回は体験版で遊べる範囲の内容でガッツリと楽しんでしまおうと思います。それでは、早速プレイしていきましょう。

※本作にはLR同時押しによるスクリーンショット機能が内蔵されていますが、画像はiPhoneで無理矢理ニンテンドー3DS本体画面を撮影したものです。理由は筆者が機能をすっかり忘れていたためです、ゴメンナサイ!(汗)


■まずは「電波人間」キャッチ
現実の世界、家はもちろん町中に飛んでいるさまざまな電波は、3DSを通せば「電波人間」に見えてしまうのです。「電波人間」は一人一人さまざまな特徴や個性があり、(たぶん)同じ「電波人間」はこの世に2人いないレベル。

そんな「電波人間」たちをキャッチして、パーティーを組んで冒険をするのが『電波人間のRPG』シリーズの基本です。体験版でももちろん「電波人間」のキャッチを楽しむところから始まります。本作ならではの要素は、「電波人間」がカラーボールを投げて来てキャッチの邪魔をしてくるところ。コラ、「電波人間」ども。無駄な抵抗はやめておとなしく捕まりなさい(笑)。


■島に「住む」電波人間たち
本作の特徴のひとつとして、キャッチした「電波人間」たちが「デンパ島」などにある家に「住む」という点が挙げられます。もちろん自分の分身となる主人公にも家もあり、家の中には好みの家具を飾ったりすることができます。ただし、お金もそこそこにかかるので、体験版で遊べる序盤ではあまり余裕を持って楽しむことはできなそうです。ちょっと残念ですが、製品版に期待。

また、『2』から登場した花の育成などの要素も強化されているようですが、体験版ではまだパワーアップした部分に触れることはできなそうなので割愛。こちらも製品版に期待です。


■『電波人間』シリーズらしいテンポとバランス
さて、体験版では主に製品版の冒頭部分にあたる、さらわれた「あかり」を助けるため、「ドローン」を追いかけて洞窟を冒険する、という部分がプレイできます。しかし、そこは流石の『電波人間』。何も考えずにダンジョンに突入すると少し苦労する程度に歯ごたえのある難易度が設定されています。

「デンパ塔」でキャッチしたお気に入りの「電波人間」でパーティーを構成したら、洞窟の中で少しだけレベル上げすることをオススメ。それぐらいでちょうど良いバランスになっています。簡易入力のコマンド式の戦闘や、「電波人間たちの総攻撃」など、テンポ良さが際立っているのも『電波人間』の醍醐味なので、多少のレベル上げなら全く苦になりません。


■最低限の内容なら1時間程度でクリア可能
最初のボスである「ドローン」を倒したものの、物語はまだまだ続く様相を見せます。ゲーム進行していくとパーティーを6人にできる「6にんのけんり」なども手に入り、冒険もどんどん盛り上がってきます。

船に乗って、いよいよ西の大陸へ・・・というところで体験版は終了!ものすごくいいところで終わってしまい、続きが気になる気になる(笑)。プレイ時間は、単純に製品版に引き継がれる体験版の終了ポイントに達するだけなら、1時間・・・長くても2時間ぐらいしかかからないのではないでしょうか。しかし、これだけでも十分に『電波人間のRPG』シリーズの魅力を味わえる内容になっています。


■どこまでできるの体験版?
ほかにできることはないかと、行ける範囲で海をさまよう筆者。西の大陸以外にも行ける場所はあるのですが、そのほとんどは上陸、もしくは進めようとすると体験版終了に。寄り道要素の「釣り」ができそうな場所も見えるのですが・・・うむむ・・・。

しかし「デンパ島」からほぼ真南にある「妖精の泉」だけは、どうやらプレイできる模様。ただし、ダンジョンの奥に進むにはレベル10以上が必須条件。体験版をササっとやっただけではなかなか到達しないレベルです。海の敵でこつこつレベルを上げて、いざ「妖精の泉」にチャレンジ。


■「妖精の泉」の奥にいる「トロル」撃破に挑戦
「妖精の泉」ですが、まずザコとして現れる「したっぱキャット」がかなり強いです。集団で湧こうものなら苦戦は必至。ただ、レベル上げに良い場所であることも確かなので、こまめに「デンパ島」に戻りつつ、経験値を貯めていきます。

パーティー全体のレベルが12ぐらいになり、「したっぱキャット」どもと対等に渡り合えるようになってきたので、いよいよ再奥部の「トロル」との対決に挑みます。「トロル」は「したっぱキャット」を引き連れて現れるのが非常に厄介。

しかし、なんとか撃破に成功!その先に待ち受けていたものは・・・この先は、ぜひ体験版を実際にプレイして挑戦してみてください。目標レベルは13程度、装備を整えたり、良いステータスやとくぎを持った「電波人間」がいたりすればもう少しラクかもしれません。


■製品版に期待が膨らむ気になる要素
海の底に何か光っているものを発見するも何もできず。新たな島に上陸しても何もできず。この先、いろいろなことができるようになっていくのだろうなと、体験版で見える範囲に心ときめくものがちらほらと散見されます。今はまだそこへ進むことはできませんが、来たる製品版配信に向けて、お気に入りの「電波人間」を育成したり、レアドロップアイテムを手に入れたりしながら、体験版をがっつりと楽しみましょう。


■総評:『電波人間』らしさを堪能できる凝縮された体験版
『電波人間のRPG』シリーズってどこが面白いの?と聞かれても、なかなか返答に困るゲームだと思うのですが、この体験版にはそういった疑問を一気に解決してくれる説得力と魅力が溢れています。「デンパ島」での即回復や、ダンジョンの回復ポイントの仲間入れ替えなど、『1』と『2』の便利だった部分を併せたような操作性やシステムは体験版の範囲でも十分感じることができ、冒険もよりスムーズに進められるようになりました。しかし、体験版だけでその便利さの全貌はまだまだ見ることができず、できることや行ける場所がより広がる製品版になると、細かな変更点によるスムーズさ、快適さを更に感じられそうな気がします。

シリーズならではの直感的にわかるシンプルさ、便利・手軽さ、テンポ感、王道RPG感、キャラクターや世界観のゆるさなど、この体験版だけで『電波人間のRPG3』がどんなゲームなのかぼんやりと全体像のイメージが湧く、とてもわかりやすいゲーム冒頭部が収録された体験版だと感じることができました。また、冒頭だけの体験版にも関わらず、レベル10以上で挑戦できる洞窟があったり、敵が稀にレアアイテムを落としたりと、製品版が楽しみになる要素が盛り沢山なのもイイ感じです。

【こんな人にオススメ】
・古き良きRPGが好きな人
・かわいい/ゆるいキャラクターが好きな人
・『電波人間のRPG』シリーズファン
・シリーズ未プレイの人

無料の体験版ということで、いろんな人にぜひプレイしてみてほしいです。気に入ったらそのまま製品版に引き継げる仕様で、お気に入りの「電波人間」はもちろん、レベルや装備も持ち越せます。興味を持った方はぜひぜひお気軽に「ニンテンドーeショップ」からダウンロードしてプレイしてみてください。


【そそれぽ】第73回、いかがでしたでしょうか?次回は製品版の内容までしっかり踏み込んだ『電波人間のRPG3』製品版編をお届けする予定なので、どうぞお楽しみに!


『電波人間のRPG3』体験版は、好評配信中で価格は無料です。
『電波人間のRPG3』は、2013年8月7日配信開始予定で価格は1,000円(税込)です。

(C)2013 Genius Sonority Inc.


■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
《津久井箇人 a.k.a. そそそ》
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