今年6月にも『Far Cry 3』のクリエイティブディレクターPatrick Ploude氏が手掛ける新規タイトルとしてその存在が明らかとなっていた『Child of Light』ですが、現在開催中のGDC Europeにて改めて同作が正式にお披露目され、同作がなんと旧スクウェア作品のようなJRPGをインスパイアしたタイトルとなることが明らかにされました。対象プラットフォームはPCおよびコンソールとなることが示唆されています。同作のゲームエンジンには『Rayman Origins』でも使用された2Dグラフィック用エンジンUbi Art Frameworkが採用されており、バイオレンスで男性的な前作『Far Cry 3』とは異なる、ソフトで小さく女性的なタイトルを目指し開発が進められているとのこと。Ploude氏は発表の中で画家のヨン・バウエルや挿絵画家のアーサー・ラッカムやエドマンド・デュラック、またジブリスタジオの宮崎駿氏や『FF』シリーズデザイナーの天野喜孝氏の名に触れており、公開されたアートからは幻想的な手書き風のグラフィックが確認できます。ゲームプレイに関しては『Limbo』と『ファイナルファンタジー6』を組み合わせたようなものだとPloude氏は伝えており、レベリング制を採用しサイドスクロールとターンベース戦闘を融合した作品になる模様。ストーリーは童話を題材にしており、主人公である少女が肉体的にも精神的にも成長していく過程を描くそうです。また詳細は明らかにされなかったものの、何らかのCo-opゲームプレイが存在することも示唆されています。なお先日の報道でも伝えられていたように、同作はトリプルA級タイトルを手掛ける大手スタジオが挑む小規模でインディータイトル的な作品となる予定で、開発チームは12名の女性メンバー含む36名で構成されており、またダウンロード形式にて販売されるデジタルタイトルとなることも明らかにされています。ゲームプレイの詳細など不明な点も多い『Child of Eden』ですが、Ploude氏は9月に開催されるDigital Dayイベントにてユービーアイソフトが正式アナウンスを実施すると示唆しており、さらなるディテールは同イベントにて確認することが出来そうです。
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