過去最高の来場者数を記録するなど盛大に幕を閉じた東京ゲームショウ2013の最終日9月22日の夜、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントのSSJ品川ビルにて「INDIE STREAM」が開催されていました。既に報じられている通り、本イベントは日本のインディーデベロッパーであるNIGOROとnyamyamが主催、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアとPLAYISMの協賛のもと開催されたインディーデベロッパーの交流イベントです。デベロッパーにとどまらず、メディア、ミドルウェア提供会社、インディーゲームのファンや著名人など多くの人が参加。総勢400名以上という非常に賑やかイベントになり、TGS本体以上に日本のインディーゲームシーンの盛り上がりを感じさせるものになっていました。イベントでは、主催のNIGOROとnyamyamによるインディーデベロッパーのコミュニティサイト「INDIE STREAM」の発表、インディーゲームのローカライズとディストリビュートを手がけるPLAYISMの事業の説明、SCEのインディーデベロッパー向けの窓口紹介など多数の発表が行われました。またNIGOROの楢村匠氏、nyamyamの東江亮氏、コンセプトの稲船敬二氏、Kickstarterで盛り上がっている『Project Phoenix』の由良浩明氏が登壇したトークショーやチップチューンアーティストのサカモト教授のライブも行われました。筆者は海外から訪れたクリエイターを国内のクリエイターに紹介したり、デベロッパーをPLAYISMやSCEスタッフに紹介したりといった「交流活動」に追われていたため、正直、イベント全体の様子を十分に取材することはできませんでした。日本のインディーデベロッパーが一堂に会することによって生まれた熱気はとてつもないものであり、今年の3月に開催されたBitSummitと合わせて、2013年が日本の「インディーゲーム元年」であることを印象づけられました。雰囲気だけでも伝わればと思い、写真は多めに掲載したので、ぜひともご覧ください。メディア側の人間として非常に気になるのは、インディーデベロッパーのコミュニティサイト「INDIE STREAM」。当日の発表では、インディーデベロッパーが自由にプレスキットを投稿して、メディアやライターがそれらの素材を活用することで全世界へのプロモーションにつなげる場として展開していくようです。プロモーションの点で苦労することが多いインディーデベロッパーにとって、ひとつの解決策となりうるのか、今後とも注目していく必要があります。本イベントやTGSにおけるインディーゲームについては他のメディア・新聞などで多く報じられてきました。インディーゲームの一人のファンとしては、メディアはこれらのイベントに留まらず、今後とも積極的に個別のタイトルやデベロッパーなどを積極的に発掘、報道していく姿勢を持ち続けてくれることに期待しています。またライターとしては、今後も継続的にインディーゲームやデベロッパーに焦点を当てつつ、国内外のインディーシーンを盛り上げていきたいと改めて感じたイベントでした。
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