
日ごろから、何かと電子工作を行っている筆者の「ニキシー管時計」がついに寿命を迎えました……。その事で悲しみに暮れていると、昨年12月に開催された「コミックマーケット85」にて、『管コレ』なるカードゲーム(いわゆるTCGではなく、ボードゲーム)を発見しました。
『管コレ』は“真空管ドールコレクション”の略で、擬人化した真空管(真空管ドールロボット)を操作&育成して戦う科学世界のカードゲームです。ゲームシステムをヨーロッパ水準のボードゲームを生み出すTakashi Sakaue氏が、世界観やイラストをJohnHathway氏(JH科学)が担当し、かなりのクオリティーとなっています。

今回発売されたのは、「限定プレミアムセット」と「限定セット」で、前者は約300が約11時に売切れてしまったため、泣く泣く後者を購入。
■セットの違い
・真空管PCL82
・真空管用トークン台
・特別レアカード2種類
が「限定プレミアムセット」のみに付属。

セットの中身

ドールカード
コモン7種類アンコモン8種類で、特殊タロットサイズ・光沢&サテン加工仕様。これらドールカードには、「電磁波パワー(与えるダメージ)」「防御抵抗値(体力)」「CPUスピード(ダイスを振り、この数値以上であれば攻撃成功)」「超能力(特殊効果)」「超能力解放コスト(超能力を使用するのに必要なリソース)」が表記されています。

基本リソースカード
3種類が各12枚。それぞれをドールにセットすることにより「電磁波パワー」「防御抵抗値」「CPUスピード」がアップします。

リソースカードUnique
8種類。ドールにセットすることにより、表記の能力をドールが得ます。

アシストカードUnique
8種類。表記されているコスト分、手札の基本リソースカードを捨てると能力が発動します。

裏面


このセットだけで、2デッキ作り対戦することも可能です。

今後本作を購入する場合は、まずは無料の体験版が公式サイトからダウンロードすることができます。また「ベーシックセット」が2月に発売し、現在予約受付中。「限定セット」に関しては、1月19日・インテックス大阪で開催される「ComicTreasure」や、2月2日・東京ビッグサイトで開催される「COMITIA107」にて少量頒布が予定されています。
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