任天堂は、本日開催された経営方針および第3四半期決算説明会において、今後のソフトおよびハードの売り方についての取り組みを発表しました。Wii Uでは当初から導入されていたニンテンドーネットワークIDが、ニンテンドー3DSでも使えるようになったことは記憶に新しい出来事です。任天堂はこのシステムを利用し、ハードおよびソフトの売り方を今後変えていこうと考えているようです。具体的には、特定の条件を満たすユーザーを対象にソフト価格を柔軟に変化させることが上げられており、例えばより多くのタイトルを購入した人や、友達同士で誘いあって一緒にゲームを始めるというようなことも条件として含めることもできるとしています。これをニンテンドーネットワークIDのアカウント単位で行い、ハードコアユーザーであればあるほどソフトが安く購入でき、「遊べば遊ぶほどソフトが安く楽しめる」ことへの実現を目指していくようです。このような売り方について、任天堂は中期的に取り組むということですが、Wii Uにおいては実験的に早期のスタートが予定されています。また、この新しい販売方法が実現すれば、それぞれのソフトのプレイ人数が増え、一緒に遊べる仲間が増えることにも期待でき、またその結果、プラットフォームの稼働の維持につながると説明しています。