インサイド読者のみなさま、Here we go! ゲームライターのロココ試作型です。第68回のロコレポは、セガが2013年11月20日から配信している3DSバーチャルコンソール『なぞぷよ アルルのルー』のプレイレポートをお届けします。原作の『なぞぷよ アルルのルー』は、1994年に発売されたゲームギア用のアクションパズルゲーム。『ぷよぷよ』を使ったパズル『なぞぷよ』シリーズの第3弾として発売されました。■『ぷよぷよ』のルールで問題を解く、『なぞぷよ』シリーズ第3弾本作のルールはパズルゲーム『ぷよぷよ』と同じで、「同じ色のぷよぷよを4つ以上つなげて消す」のが基本。「左3列目の一番上まで積んでしまうとゲームオーバー」という点も、『ぷよぷよ』と一緒です。ストーリ仕立てで「なぞぷよ」が楽しめるゲームシステムが特徴的になっており、そのストーリーは「主人公のアルルがカレーの材料を求めて旅立つ……」というもの。カレーの材料を買いに市場へでかけてきたアルルが、お店でスケルトン-Tなどシリーズでおなじみのキャラクターたちとの「なぞぷよ勝負」に挑みます。■移動と会話シーンを織り交ぜながら、パズルをクリアしていくゲームデザインゲームモードは、「なぞぷよ」モードと「とこぷよ」モードのふたつ。メインの「なぞぷよ」モードは、お店の商人たちが出題してくる「なぞぷよ」を解くことでストーリーが展開されていきます。グラフィックも含めて、全体的に『ぷよぷよ』のルーツである『魔導物語』シリーズのようなRPGテイストです。「とこぷよ」モードは、ノーマルな『ぷよぷよ』をとことん楽しむことができるゲームモード。前作の『なぞぷよ2』と比較するとグラフィックはかなりパワーアップしていて、同年にゲームギアで発売された『ぷよぷよ通』に近いクオリティです。■ゲームギアのプレイ感覚が再現された画面モードを搭載どちらのゲームモードも、「バーチャルコンソールゲームギア」の「まるごと保存」と「まるごと復元」機能を使えばさらに快適にプレイすることが可能。また、画面設定で画面モードを「ノーマル」「ドットバイドット」「フル」の3種類から選択することができます。「ドットバイドット」モードではゲームギア本体が画面に表示され、当時のプレイ感覚を余すことなく再現しています。■見た目より甘くない『なぞぷよ』シリーズの面白さは、今でも健在『なぞぷよ アルルのルー』。当時発売された、ゲームギア専用ソフトのレトルトカレーを思わせるようなパッケージデザインが話題になった本作ですが、今こうしてプレイしても『なぞぷよ』問題の難易度に改めて悩まされますね。その分、クリアできたときの喜びが大きいのがこのシリーズの魅力だと思います。本作は1995年に発売されたスーパーファミコン用ソフト『す~ぱ~なぞぷよ ルルーのルー』にリメイク版が収録されていますが、『なぞぷよ』シリーズの中でもアルルを中心としたストーリーとゲームデザインに対する評価が高く、こうして3DSで手軽に楽しめるようになったのは嬉しいことではないでしょうか。『なぞぷよ アルルのルー』は、好評配信中で価格は381円(税別)です。(c)SEGA【ロコレポ】 by ロココ試作型INSIDEのゲームライターが3DSとiOSを中心に色々なソフトをプレイして、その魅力を伝える連載。RPGの魅力に目覚めたのは、ファミコン版『ウィザードリィ』。好みのゲームな場合にテンション上がり過ぎるのは許して…。Twitter:@Rococo_TestType
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