
3月7日から9日まで京都「みやこめっせ」にて開催されたインディーズゲームの祭典「BitSummit 2014」に、Qubit Gamesが出展していました。
Qubit Gamesは、2013年のGDCで「Best in Play」を受賞し、東京ゲームショウの「センス・オブ・ワンダーナイト2013」選出作品に選ばれた『Space Qube』のデベロッパーです。

『Space Qube』は、レトロでモダンな3Dグラフィックを使用したシューティングゲームで、思い通りに自分で宇宙船を作れるボクセル編集機能を搭載しているのが最大の特徴です。
iPadでは16x16 または32x32 の機体を、iPhoneでは画面の制限により16x16の機体を指でキャンパスをなぞるだけで作れます。エディターは自動的にすべてのキャンパスを組み合わせ、3Dの機体作成。つまりプレイヤーは、2Dスペースでどんな3D機体を作ることができ、機体は見た目だけでなく、性能も使用したキューブの数で変わります。



このボクセル編集機能で作った宇宙船は、ゲーム内で使用することは勿論のこと、自分が作った宇宙船をインターネットへアップロードしたり、他のプレイヤーが作った宇宙船をダウンロードすることができます。

また、その宇宙船はアプリ内でぐりぐりとカメラを動かし観賞したり、3Dプリンタでプリントするこちも可能です。
そんな『Space Qube』と共に、同作のテクノロジーを使った新作RPG『Qubot (キュー ボット)』が「BitSummit 2014」に出展されていました。プレイアブル出展ではありませんでしたが、会場ではリアルタイムデモムービーが公開。
スタッフの方にお話を伺ったところ、ロボットを操縦・収集・雇うことができ、『Space Qube』同様に自分が思い描いたロボットを作れる編集システムが搭載されるそうです。


既に『Space Qube』では、モンスターボールやルイージに初音ミクが、宇宙で大活躍しているだけに、『Qubot』でどのようなロボットがユーザーの手によって作られるのか今から楽しみです。