
3月20日にバンダイナムコゲームスから発売されたニンテンドー3DS『ゲームセンターCX3丁目の有野』。翌日の3月21日には発売を記念して、「3DS『ゲームセンターCX3丁目の有野』発売記念イベント札幌→仙台→東京 遅れてゴメン!課長のお詫び行脚ツアー」が行われました。
このイベントは『ゲームセンターCX』の有野課長がたった 1日で札幌→仙台→東京の会場をまわり握手会を行うというもの。参加者は参加パス付きソフトの予約購入者が対象となりました。本記事ではバンダイナムコゲームス 未来研究所ファンシアターで行われた東京会場の様子をレポートいたします。
■有野課長、遅れての登場!
東京会場の開始予定時刻は18:40でしたが、予定時刻をすぎても始まらず、やや押したところでようやく番組のプロデューサーでナレーションもこなす菅プロデューサーが壇上に登場しました。札幌から仙台までの道のりもスケジュール通りにはいかなかったようで、やや疲れ気味のご様子。「東京会場は開演時間になっても会場に着いていませんでした」と、ここまでの行程を振り返りました。そして菅プロデューサーの紹介のもと、有野課長が登場!


おなじみの作業服+ひえピタで客席後方の出入り口から登場した有野課長。会場からは惜しみない拍手と喝采が飛び交いました。有野課長は壇上に上がるやいなや、「年を重ねるにつれしんどくなってきたわ」と一言。さっそく会場を笑いの渦に巻き込んでいました。


有野課長のカンペ芸では開発会社グレフの丸山社長がネタにされ、きわどい発言では菅プロデューサーが慌てるシーンも。
■アットホームな握手会

今回のイベントでは有野課長との握手だけでなく、前会場の仙台みやげシューラスクと、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と書かれた特製ステッカーがプレゼントされました。
ファンひとりひとりに丁寧に対応する有野課長。「ゲームセンターCX」も10周年。当時幼かったファンも年を重ねており、「就職が決まりました!」「大学合格しました!」など近況を報告する場面も。その度に会場からは盛大な拍手が送られ、終始ゆる~いアットホームな雰囲気の握手会でした。


課長の作業服を着たコスプレイヤーも多数目撃されました。男性コスプレイヤーと有野課長のやりとりはシュールそのもの。


コスプレといえば、マリオに扮した男の子も登場。上半身だけ作業着を着た女の子二人は武道館のイベントの際に作成したうちわを課長にプレゼント。「もう使わないので…」と言う女の子に対して「在庫一層処分じゃないんやで!」とツッコミで返す有野課長。

続いて有野課長のサイン入りポスターを巡ってジャンケン大会が行われました。まずは有野課長が「映画をみた」「握手会で有野課長とだけ握手した」などの条件を提示。それを満たしたファンが残り、最終的に7人でジャンケン対決が行われ、見事に勝ち残った一人に手渡されました。
■開発会社グレフの丸山社長も登場!

イベントの後半にはサプライズゲストとして本作を開発したグレフの丸山社長が登場。握手会の中でも「難しくてクリアできない」という意見が多く寄せられた件について、「何度か失敗すると助けが入るようになっています」と攻略のノウハウを助言しました。裏技もゲーム中に助言が入るということでこの場での攻略アドバイスは特になく、本作にてこずっている菅プロデューサーからは「直接電話するぞ!」と一言。ラストは発売日が2ヶ月延期してしまったことをお詫びしての退場となりました。
最後に、菅プロデューサーは「このイベントで『ゲームセンターCX』の10周年プロジェクトは終了となります。これからは何もしない10年を過ごそうと思います(笑) ですが夏にはお台場合衆国でイベントがあるかもしれませんし、今年の東京ゲームショウのホテルも押さえましたので、今後もご支援をお願いします」と今後の活動を匂わすコメントが飛び出しました。最後は弾丸スケジュールを乗り切った有野課長の、疲れを感じさせない力強い一本締めで終了となりました。
『ゲームセンターCX』の10周年プロジェクトは本イベントにてひとまず終了となりましたが、ゲームはまだまだ発売されたばかり。今後の活動にも注目していきたいところです。