人生にゲームをプラスするメディア

ケイブ、平成26年5月期 第3四半期決算を発表 ― スマホアプリが売上高増加に貢献するも、業績不調

ケイブは、平成26年5月期 第3四半期決算を発表しました。

ゲームビジネス その他
ケイブ 平成26年5月期 第3四半期決算スクリーンショット
  • ケイブ 平成26年5月期 第3四半期決算スクリーンショット
ケイブは、平成26年5月期 第3四半期決算を発表しました。

売上高13億7400万円(前年同期比 18.4%減)、営業利益2億4800万円の赤字、経常利益2億4900万円の赤字、純利益2億7500万円の赤字となりました。

ケイブは業績に関して、既存タイトルの年末商戦における押し上げ効果に加えて、スマートフォンアプリ『ハローキティのパズルチェイン』と『ドン★パッチン』が売上高の増加に貢献したとしています。パチスロ「ジャグラー」の実機シミュレーターとRPGを融合したスマートフォンアプリ『ジャグラー×モンスター』は、平成26年3月のiOS正式版とAndroid正式版のリリースまで、ダウンロード数を制限したiOS先行版のみの配信だったため、業績への貢献は軽微となりました。

『ハローキティのパズルチェイン』『ドン★パッチン』『ジャグラー×モンスター』の3本ですが、研究開発費や運営体制構築のために投資が先行。こうしたことから、当第3四半期においても損失を計上したとのことです。また、同社が注力していくスマートフォン向けゲームアプリは、現在のリリースタイトルと今後のリリースタイトルの収益貢献規模により、業績が大きく左右されるとしています。こうしたことから、平成26年5月期の業績予想は困難であるとし、算定が可能になった時点での開示となるとのことです。また、今後は、スマートフォンネイティブゲームの配信開始、海外市場も見据えたクオリティの高いゲーム制作、2015年5月期から四半期に1本のペースで新規タイトルリリースなどを目指すとしています。
《さかまきうさろーる》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

    『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  2. ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの

    ゼロ遅延技術「SonicSYNC」は従来スマホ音ゲーの"間違い"を正せるか―『ディズニー ミュージックパレード』メディア向け発表会をレポート

  3. プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

    プレイステーション3版『頭文字D EXTREME STAGE』・・・開発者に聞く

  4. 【CEDEC 2012】「Final Fantasy XIVで搭載されたサウンド新技術の紹介」ゲームの面白さにサウンドができること

  5. 【CEDEC 2014】ゲーム開発を最適化するアセットパイプライン、基礎知識と構築のポイントを解説

  6. 任天堂ミュージアムに行ってきました!

  7. なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る

  8. “推しメン休暇”って実際どうなの?どんなキャラでもいいの?ジークレスト代表&社員にアレコレ聞いてみる

アクセスランキングをもっと見る