アレンジを施した様々なファミコンゲームを収録するWii Uダウンロードゲーム『ファミコンリミックス1+2』。子供からオールドゲーマーまでが一緒に楽しめる欲張りなタイトルですが、なぜ3DSではなくWii Uでのリリースを決定するに至ったのか、その理由について、任天堂の林田宏一氏が海外メディア「IGN」にコメントを残しています。
「IGN」記載の記事によると、「最も簡単に答えるならば、自分はWii U向けに開発された3D世界に取り組んでいたからです。」と氏は返答したとのこと。そして「自分はすでにそのシステムのアーキテクチャには精通していたし、Wii Uプラットフォーム向けの開発はプロジェクトの初期段階にうってつけなものでした。」と続けます。
また、林田氏らが『ファミコンリミックス1+2』に望み、期待するものに達成するためにはより大きなマシンパワーが必要だったとも語っており、「これがWii Uでなく3DSだったらもっと難しかったでしょう。Wii Uは最初から自分たちが心に思い描いていたソフトを作り上げるために探していたマシンパワーをもっていたということです。」という旨を述べていました。
単なるレトロゲームという枠で見れば、現在は3DSでもバーチャルコンソールを通じて数々のタイトルが配信されています。そんな中でも、絶対的なユーザー数が多い3DSをあえて除き、Wii Uのみを選択するという点には、単なる移植やリメイクに留めない強いこだわりを感じてしまいます。
『ファミコンリミックス2』は4月24日配信予定で、価格は1,429円(税抜)です。
『ファミコンリミックス1+2』は4月24日発売予定で、価格は2,858円(税抜)です。
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