コンシューマ事業では、パッケージゲーム分野において、『Total War: ROME II』『Football Manager2014』など、複数の新作タイトルを販売しました。しかし、厳しい市場環境を受けて低調に推移し、パッケージ販売本数は米国280万本、欧州377万本、日本215万本、合計873万本となり、前期実績を下回る結果となっています。一方、携帯電話・スマートフォン・PCダウンロード等のデジタルゲーム分野においては、オンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』、スマートフォン向け『ぷよぷよ!!クエスト』『チェインクロニクル』の好調が継続。また、携帯電話・PC向けパチンコ・パチスロゲームサイトにおいて、スマートフォン対応版『777TOWN for Android』『777TOWN for iOS』、DeNA向け『モバ7』の取り組みを強化しています。なお、国内配信タイトル数は、平成26年3月末時点で141本(うち、売切り型73本、無料プレイ型68本)となっています。
アミューズメント機器事業においては、『WORLD CLUB Champion Football』におけるCVTキットやカード等の消耗品の販売、『CODE OF JOKER』などのレベニューシェアタイトルによる配分収益が計上されました。しかし、『THEWORLD of THREE KINGDOMS』をはじめとした新規タイトルは、厳しい市場環境の影響を受けて苦戦を強いられました。また、アニメーション映像事業においては、観客動員が300万人以上を記録した劇場版「ルパン三世vs名探偵コナンTHE MOVIE」などが好調に推移しました。