まずは外観。DK1はいかにも「ディスプレイパネルが入ってます」的な角ばったデザインでしたが、DK2は少しスマートになり丸みを帯びたデザインに。
横から出ていたケーブルも頭頂部を通って後ろに回るようになっているため、非常にスッキリとした印象を受けます。また、コントロールボックスが排除された事で取り回しも良くなっています。
重量は約440gとDK1から100gほど増しているものの、装着感がしっかりしているおかげか殆ど気になりません。眼鏡をしていても装着は可能ですが(フレームが大きくなければ)、ズレてしまったりとやや煩わしいです。
さていよいよ実際に装着して体験。DK2からはドライバが必須になったため先にインストールしておく必要があります。専用の設定ユーティリティも用意されており、細かい調整が可能となっています。……が、これらが結構厄介で、正しく設定を行わないとDK2が認識されなかったり、本来の能力が発揮できなくなってしまいます。この辺りの詳しい解説は国内有志による設定ガイドをご覧いただくと良いでしょう。
■ 楽しく使う Oculus Rift DK2
■ OculusRift DK2が届いたら
もろもろの設定を終えて、ひとまず設定ユーティリティから起動できるデモシーンを体験。電気スタンドやジュースの缶、トランプタワーが置かれた机を見回せます。まず思ったのは「DK1とは雲泥の差」である事。DK1では1280x800であった解像度がDK2では1920x1080になっていますが、その差をはっきりと体感できます。
次に感じたのは位置トラッキングの自然さ。DK1には無かったこの機能により、自分がその空間に居るという没入感が更に高まります。あまりに夢中になりすぎたため、デモシーンの机の下を覗こうとして現実にある横の壁に頭をぶつけてしまったほど。
なお、DK2では有機ELパネルの採用などにより遅延の低減を実現しています。私はDK1で激しく酔ってしまう事がありましたが(特に視点が移動する際)、DK2では若干抑えられたように思います。
デモシーン以外にはジェットコースター体験ができる『HELIX Rollercoaster』やOculus Rift SDK付属の『Oculus World Demo』、その他一般ゲームの『Euro Truck Simulator 2』、『War Thunder』などを試してみました。いずれもVRゲームの未来を感じさせてくれる体験となっており、今後の更なる対応タイトルの登場が非常に楽しみです。
DK1の体験から約1年。様々な改良を引っさげて登場したDK2を試してみて私が実感したのは「未来はもうすぐそこまで来ている」という事。まだ改善が必要な点は多々ありますが、DK1からの進化を考えると、最終的な製品版への期待も大いに高まります。
なにより開発キットの段階である現時点で一般ユーザーが手を出せるほどお手頃な価格は、多くの開発者がOculus Riftに触れてノウハウを蓄積できる事を意味し、ひいてはVRゲームというジャンル自体の発展に多大なる効果をもたらすのではないでしょうか。
Facebookによる強力なバックアップを受けて開発が進むOculus Rift。VRヘッドセットがゲームにおける一般的なオプションとなる日も遠くはなさそうです。
記事提供元: Game*Spark
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