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【今日のゲーム用語】「一人称視点」とは ─ 国産ゲームではあまり一般的ではない反面、名作のリリースも

ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「一人称視点」です。

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初代『キングスフィールド』パッケージ
  • 初代『キングスフィールド』パッケージ
ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「一人称視点」です。

一人称視点(いちにんしょうしてん)とは、プレイヤーが操作するキャラクター=主人公の目に映るグラフィック視点のことを指します。この表示方法は視野が広く取れる点や、没入度が増すなどの利点があげられ、海外では一人称視点のガンシューティング「First Person Shooter(ファースト・パーソン・シューター)」として特に親しまれています。

一人称視点のゲームは、1973年にアメリカで発表された『Maze War』が元祖と言われており、『ウィザードリィ』などがその影響を受けています。その後、『ダンジョンマスター』や『ウィングコマンダー』など、一人称視点のゲームは発展を遂げていき、『DOOM』などがFPSというゲームジャンルを確固たるものへと押し上げました。

日本では、主人公や操作キャラを表示し、その背後や斜め上から見るカメラ視点、いわゆる「三人称視点」の方が多く、国産による一人称視点のゲームは少なめです。しかし、1994年にフロム・ソフトウェアが発表した『キングスフィールド』や、ソニー・コンピュータエンタテインメントの『ジャンピングフラッシュ! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』など、当時大きな話題を呼んだタイトルも存在しています。

またシューティングが主流と言える一人称視点ですが、一体感という利点を生かすジャンルとして、レースゲームにも取り入れらているケースが多々あります。乗り物と一人称の相性は良好と言えるので、これも当然の結果でしょう。その中でも特に変わり種と言えるのは、専用コントローラの存在でも注目された『鉄騎』。あれこそまさに、一人称視点ならではの一作と言えます。

国産ゲームでは、採用例が少なめな一人称視点。しかしゲーム性によっては、この視点でこそ味わえる醍醐味もあります。それぞれの視点の長所を生かすゲームが、今後も発売され続けて欲しいですね。

「一人称視点」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。
■ゲーム大辞典:「一人称視点」 URL:http://game-lexicon.jp/word/%E4%B8%80%E4%BA%BA%E7%A7%B0%E8%A6%96%E7%82%B9
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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