新会社はEpic Voyage株式会社(エピック・ボヤージュ)で、代表にはグリー執行役員の荒木英士氏が就任。取締役にはLINE上級執行役員の舛田淳氏とグリーでJapan Game事業本部の福田智史氏が就任。グリーが主導であることを伺わせます。
Epic VoyageではLINEが多数のユーザーを有するアジアを始めとするグローバル市場に向けたゲームタイトルを開発する予定。会社は10月31日に設立予定です。
LINEの舛田氏は「LINE GAMEは、2012年11月より本格展開を開始して以来、自社および外部コンテンツプロバイダーと連携して開発したゲームコンテンツを、LINEのプラットフォームを通してユーザーに提供しており、ゲームプラットフォームとしての存在感を高めてまいりました。昨今では、国内のみならず良質なコンテンツを世界に提供すべく、グローバルにおける展開にも一層注力しております。グリーは、国内最大のネイティブアプリ開発会社であり、その開発力やこれまで培われた実績は、まさに今、LINE GAMEが必要としているものであり、ともに新会社を設立できることを大変うれしく思います。LINEのプラットフォーム力を活かしながら、全世界のユーザーにより良いコンテンツを提供していきたいと思います。」とコメント。
グリーの青柳直樹氏は「今回のLINE社との事業提携を大変喜ばしく思います。グリーでは、日本、北米、韓国のスタジオでグローバルにモバイルゲームを開発していますが、新会社では、これまで培ってきた開発力を生かし、新たなゲームを生み出していくことを楽しみにしています。LINE社が持つグローバルなネットワークを通じて、より多くのお客さまに新しいゲーム体験と驚きをお届けしたいと思います。」と述べています。
編集部おすすめの記事
ゲームビジネス アクセスランキング
-
【CEDEC 2008】ゲーム開発会社が海外パブリッシャーから開発を受注するには?
-
【CEDEC 2010】ゲームに込めた情熱・技術を海の向こうまで正確に伝えるために GDD/TDDを書こう
-
【GDC2012】『牧場物語』の和田康宏氏が語る2つのコンセプト~新会社トイボックスの展開も明らかに
-
『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)
-
なぜ「アイカツ」のライブ映像は、ユーザーを魅了するのか…製作の裏側をサムライピクチャーズ谷口氏が語る
-
【CEDEC 2014】ゲームの楽しさは計測できるのか? ゲーム開発者と学術研究者が語り合った
-
バンダイナムコの本社が移転 ― 品川の未来研究所から、東京都港区へ